本
物が増えるのが嫌いなので、ハードカバーの本は買わないようにしているのですが、酒を飲んだ後に本屋に行くと、大体において気が緩んでいるので買ってしまいがちです。 この辻村深月さんの『傲慢と善良』も、普段なら買わないと思うのですけど、一緒に居た夫…
先日、とある知人の絵の個展に行ってきました。元々、20年以上前に教材出版社で社会科教材の編集をしていた時に、売り込みにいらした画家さんだったのです。 ところが不思議な縁で、私が出版社を辞めた後にその方も双子を出産し、昔さかんだった双子のメー…
夫が買ってきた本ですが、 駄目な世代 作者: 酒井順子 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/12/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 酒井順子さんは、私より三歳年下ですのでほぼ同世代。「駄目な世代」というタイトルにはちょっとドキッと…
佐藤愛子さんと言えば、93歳の今でも元気に書き続けている作家(小説はもうやめたとのこと)。佐藤さんの本は実は小説は読んだことが無くて、エッセイのみしかないのですが、ちょっと落ち込んだ時に最近出たこちらの本を読みました。『それでもこの世は悪く…
前回の続きですけど、この荻野目慶子さんの本『女優の夜』(幻冬舎)の中で、なるほどそうかもしれない、と思ったところがありました。深作欣二監督との不倫のことが書かれているところです。そのまま引用します。 お互いに行動範囲が広いわけでもなければ一…
仕事柄、ずっと前から気になっていたこの本を古本で手に入れて読んでみました。『女優の夜』荻野目慶子著 普段、タレント本は読まない私ですが、不倫だけではなく他にも気になっていた点があり、この本を手に取るに至っています。 当時独身だった荻野目さん…
本の紹介です。『結婚さえできればいいと思っていたけど』(水谷さるころ著・幻冬舎)著者の水谷さんが自分の結婚→離婚→事実婚のことを漫画エッセイで綴りました。30歳を前にして結婚願望がどんどん増し、趣味の場で知り合った男性と結婚。その男性は特に…
もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、10月に『はじめての不倫学』の本について、さわりを読んで少し書いたことがありました。(こちら)それがようやく今日読み終わりました。既に以前に読んだところは忘れてしまっていると思いますが、そのあたりはご…
上記の本(坂爪真吾著 光文社新書)を少しだけ読み始めたのですが、ちょっとなるほどなと思ったところがあったので、メモ代わりに記載します。「不倫」についての語彙が足りないと。 故意なのか過失なのか、本気なのか遊びなのか、夫婦仲が良いのか悪いのか…
最近は、家では普通の本を読んでも、外ではスマートフォンで電子書籍を読んでいます。何と言っても荷物が一つ減りますし、読み終わればすぐに次の本も買えますから。読むのは小説の場合、努めて恋愛物にしています。ということで、家と外とでほぼ同時に二冊…
イギリスのブッカー賞作家、イアン・マキューアン著(原題『On Chesil Beach』新潮クレスト・ブックス)日本語のタイトルが原題と違ってそのもの、というのがちょっと何ですが。舞台は1962年。育ちも興味も違う二人が、出会い、交際の末に結婚。結婚式の…
普段、ベストセラーの本は読まないのですけど、書評の評価が高いので、映画は観ていませんが原作とシナリオの両方を読みました。この小説を不倫の面だけから一言で言えば、一つの不倫によって人生が狂ってしまった人達の話です。読み始めてすぐに、この小説…
しつこくまた『わたしの離婚ノート』についてですが、編集者の方が社内の反応を話していたので、そのことを書きますと、初婚の既婚男性は「恐ろしい本を作っている」という反応なんですって(笑)。それはまあ、わかりますよね。妻がこの本を持っていたら、…
昨日、編集者の方ができあがった『わたしの離婚ノート』を持ってきてくれました。 と、ところが、ここで帯に間違いを発見! 実は、既に一箇所刷った後に間違いが発見されていて、刷りなおしに入っていたのに、更にもう一箇所あったのです。もう間に合わない…
この度、私の二冊目の本が出ることになりました。既に予約はできるようです。書いて悩んで決められる『わたしの離婚ノート』 すばる舎リンケージ 武石文子編著 離婚を考えている女性に向けて作りました。離婚についての自分の気持ち、考え、条件、今後の生活…
『女36歳からでもキャリアは作れる』辻 三千代著 夫の失踪、子供3人……主婦が大学教授になるまで 主婦で離婚を考えている方にお勧めします。 離婚を考えていなくても、これからばりばり働きたい方にとっても参考になります。 副題にある通り、一家で夫の海外…
『無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉 (中公新書)』堤清二 三浦展著 私と夫の本の趣味というのは殆ど一致しません。でも、気に入った本は薦めてきます。しかし、薦められても実際読むのはわずか。この本は夫が買ってきて、実は薦められもせず本棚に収まって…
お陰さまで、『大切な人に遺す自分ノート』 すばる舎リンケージ 武石文子編著 増刷の連絡がありました。 これで、発行部数累計11,000部。 ようやく1万を越えました。一応、1万を越えると出版社としてはヒットと言ってよいのだそうです。 息子がそれを…
配偶者の不倫により即離婚となることは少なくないです。特に子どものいない夫婦、また夫の不倫の場合は、妻が経済的に自立できる人だと、躊躇なく離婚となりがちです。私からみると、そんなにすぐに結論出さなくても、と思うこともしばしばあるのですが、絶…
『大切な人に遺す自分ノート―自分で作る世界にたった1つの』 すばる舎リンケージ 武石文子編著 最近、出版社が広告を大きく出してくれているお陰で(広告効果がある本なのだとか)、また増刷になりました。お買い上げいただいた方、ありがとうございます。時…
『弁護士なしの素人が専門家に勝った裁判裏日記 (成美文庫 よ- 7-1)』 実は、この本は全部は読んでいないのです。新聞の広告を見て本屋でぱらぱら立ち読みしました。 買わなかったのは、内容が予想通りだったからです。 多重債務者になってしまった著者が、…
最近読んだ本に という本があります。要するに世の中の裏っぽい仕事をしている人たちにインタビューした本です。そしてその中で真っ先に出てくるのが「悪徳興信所」。真面目にやっているところの方が圧倒的だとは思いますが、悪徳もやっぱりいるんだ、と納得…
つい忘れていましたが、昨日発売でした。取材を受けた私が掲載されています。この雑誌はちなみに女性誌です(写真を見ればわかるとは思いますが)。5ページにわたり写真が4枚載っているのですが、ショックだったのは、最近少し太ったと思っていたのですけど…
本日発売の5月12日号の特集は「団塊離婚と非婚ジュニア」です。 私も、離婚について取材を受けたのですが(前々回に書いた取材とは別)、私のコメントは残念ながら載っていないようです。一応、一冊送られてきました(しかし、送り状も何も付いていない)の…
一週間にその両方があって、気分が下がったり上がったりでも下がったりという感じでした。 まず嬉しい知らせはしつこいようですが、『大切な人に遺す自分ノート』 すばる舎 武石文子編著 出版社から連絡があり、お陰さまで初版で終わらずに済むことになりま…
本の話が続いてしまっていますが、今日はよく知られている本です。ちょっと前に作者の所得隠しが話題になっていましたが。 『だめんず・うぉ~か~ (1) (扶桑社サブカルPB)』私はこのシリーズは1-3巻までしか読んでいないですが、1巻が一番面白かったです。こ…
今日は、自分の本じゃないです。取りあえず。 『遺品整理屋は見た!』 この本は新聞やテレビでも色々紹介されているようなので、読んだ方も結構いるかもしれません。 この本の著者は、元々は引越し業者さんであり、そして、今は遺品整理業も。遺品整理って、…
『大切な人に遺す自分ノート』 まだ、発売4日目なので許してやってください。でも、実は本ができあがってから、本の中身は見ていないのです。それはなぜかというと、「間違いが見つかったらこわーい。」。こういう姿勢ではいけないんですよね。勿論、本がで…
前回書いた『大切な人に遺す自分ノート』。お客さんが本屋さんで探したけど無かったという報告をしてくださいました。大型書店にしか置かない(出版社の方針)ので、中小書店で見かけることは無いと思います。大型書店にも、もうあるのかどうかは私もわからな…
12月に入ってようやく初記入。そして、本の紹介。 『大切な人に遺す自分ノート』 すばる舎 武石文子編著 何のことはない、私が解説を書いた本です。(^^ゞ 本日発売。明日のフジサンケイビジネス・アイに広告が出ます。エンディングノートというのは、老後…