日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

結婚・夫婦関係

最近の週刊誌

最近、各週刊誌で相続や相続のための準備、死後の事務についてがあちらこちらで取り上げられています。相続法が改正され、1月から一部施行されたのがその理由かと思いますが、中身を読むとそういうわけでもなかったりします。 『週刊朝日』の今週号は、「困…

夫婦別姓訴訟続々登場

前に書いた戸籍法絡みの夫婦別姓訴訟の後、5月10日に、3つの第二次夫婦別姓訴訟が提起されているのですが、更に今回、ドキュメンタリー映画監督・想田和弘さんと、プロデューサーの柏木規与子さんが、婚姻関係確認等訴訟を提起しました。(両方の裁判と…

収入の無い専業主婦という職業

1月4日の朝日新聞の記事「(家族って:3)専業主婦の私、輝けるのに 夫や息子の幸せ、支える誇り」を読んで以来、ずっと気になっています。それは専業主婦の地位。この記事に出てくる43歳の斉藤さんは、全力で主婦業をしていらっしゃいます。毎朝、お弁…

みんな話を聞いてほしい

日本語というのは、相づちが多い言語だそうです。確かに言われてみれば、お客さんの話を伺っている間、ずっと頷きながら相づちを打っている自分に気がつきます。 また、私の夫はキャリアコンサルタントで就職相談に乗る仕事をしていますが、キャリアコンサル…

共働きの金銭管理

夫婦共にフルタイムで仕事をしている場合、金銭管理はどうしていますでしょうか。因みに我が家は一括管理のお小遣い制です。 最近、皆さんのお話を聞くと一定金額を共通の財布や口座に入れるという方が多いようです。後は、家賃と光熱費は夫で、食費と消耗品…

愛と恋の戦い

「愛」も「恋」も英語だとLOVE。でも、愛と恋って日本語では意味が違います。英語だときっと使い方で使い分けるのでしょうね。日本語でも好きな人に告白する「好き」と、親が子どもに言う「好き」は意味が違うけど、同じ言葉です。前者が恋で、後者が愛なの…

映画『ラ・ラ・ランド』と夫婦の仕事

私が大学を卒業して就職したのは、男女雇用機会均等法が施行した、1986年4月です。つまり就活をしたのはその前年。女性の就職状況はどういう感じだったかという一例として挙げますと、都市銀行(今のメガバンク)に女性の総合職というのができたばかりで、就…

気軽に結婚できる社会に

日本人の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合)は、男性23.6%・女性14.1%(2015年)で、5年前に比べて男女ともおよそ3.5%上昇。特に男性はこの25年位で20%ほどアップしています。危機的状況ではないでしょうか。 しかし、ここで…

妻は夫の何に我慢をしているのか

婦人公論3月14日号の特集は「今の夫と、この先も?」というもの。 雑誌は滅多に買わないのですが、早速買って読んでみました。その中のアンケート「夫への不満は何?」(平均年齢59.9歳、平均結婚年数32.4年、回答総数107通)の結果が大体なる…

佐藤愛子さん

佐藤愛子さんと言えば、93歳の今でも元気に書き続けている作家(小説はもうやめたとのこと)。佐藤さんの本は実は小説は読んだことが無くて、エッセイのみしかないのですが、ちょっと落ち込んだ時に最近出たこちらの本を読みました。『それでもこの世は悪く…

結婚相手選びは難しい

自宅の窓から見える隣りの金木犀にキジバトのつがいがせっせと小枝を運び込んでいました。巣を作って卵を産んだようです。今は、出入りは殆どありません。交代で抱卵しているのでしょうか。巣を作っている時、一回だけ電線に並んでとまっているのを見ました…

再婚に思う

2015年の統計では結婚した夫婦の内、どちらか一方か両方が再婚だった割合が26.8%で、過去最高だったそうです。4組に1組以上が再婚というのは、再婚が普通のことであることを印象づけますし、逆に言えば離婚も怖く無いということでもあるかもしれません…

『女優の夜』で気になったフレーズ

前回の続きですけど、この荻野目慶子さんの本『女優の夜』(幻冬舎)の中で、なるほどそうかもしれない、と思ったところがありました。深作欣二監督との不倫のことが書かれているところです。そのまま引用します。 お互いに行動範囲が広いわけでもなければ一…

「とにかく結婚だけはしたい」と思っている女性に

本の紹介です。『結婚さえできればいいと思っていたけど』(水谷さるころ著・幻冬舎)著者の水谷さんが自分の結婚→離婚→事実婚のことを漫画エッセイで綴りました。30歳を前にして結婚願望がどんどん増し、趣味の場で知り合った男性と結婚。その男性は特に…

旧姓使用は男性にやってもらって(^-^)

前回書いた、東京地裁の判決。「時代遅れ」と書いている新聞がありました。「旧姓を仕事で使えない」のが時代遅れ。確かにかなりこの慣習は広まりましたからね。でも、本当は結婚時にどちらかに改姓を強いることが時代遅れなのですけど。女性が結婚で、夫の…

卒婚はどうなのか

「卒婚」という言葉があるようです。最近でもなく、2004年に『卒婚のススメ』(杉山由美子著)という本が出ていたということを週刊朝日9月23日号を見て知りました。 週刊朝日の記事によれば、離婚も後ろ向きの別居もせずに結婚を卒業することらしいで…

昨日の「クローズアップ現代+」

昨日のNHKの「クローズアップ現代+」は、「妻が夫にキレるわけ 〜“2800人の声”が語る現代夫婦考〜」というタイトルでした。5年ぶりに離婚が増加に転じ、急増する理由は「妻からの精神的虐待」だと。(離婚が増えた理由は、景気の回復だと私は思うのですが)…

趣味を持つということ

ゴールデンウイークもいよいよ終わりが近づいてきました。私のGWは、29日は千葉マリンで野球観戦、30日は国立小劇場で桂文珍師匠の落語、3日は千葉に出かけて散歩。4-5日は家で映画とドラマ、錦織圭選手のマドリードオープン観戦、そしてロッテ戦(昨年6月…

博士と彼女のセオリー

昨日、この映画(原題「THEORY OF EVERYTHING」)を観てきました。かの天才理論物理学者スティーヴン・ホーキング博士とその最初の妻ジェーンの話です。主演のホーキング博士役のエディ・レッドメインがアカデミー賞主演男優賞を受賞して話題になりました。…

夫の価値はどこにある

前回の記事からだいぶ経ってしまいましたが、前回紹介したブログの他の記事でも面白いものがあったので、もう一つ紹介させていただきます。「男をダメにするキャリア女性達」ビジネス上で有能な女性達の夫が、次々と、自らキャリアダウンしていくのをリアル…

離婚を決める前に

知人がいいね!をしていたころから気がついた、ある女性のちょっと前のブログの記事がなかなか価値ある内容だったので、紹介させていただきます。タイトルは「離婚したら、幸せになれると思っているあなたへ」。シングルマザーになって大変だったという話と…

家庭内別居

昨晩のNHKの「夜だけど…あさイチ」は家庭内別居がテーマ。外見上夫婦のフリをする家庭内別居。怖い話が出ましたね。夫にだけ、塩を多く盛るとか。「あなたのために離婚しない」と言われたこどもが傷ついている話とか。 妻は生活費のため、夫は子どものた…

不妊治療は何が目的なのか

5日ほど前にニュースになりましたが、不妊治療で新しい試みをしてよく話題になる長野県の諏訪マタニティークリニックの根津八紘夫医師。夫の父の精子と体外受精をして生まれた子が既に100人以上いるとか。 私としてはかなりビックリです。そこまでして子…

似た者夫婦

NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」をよく見ます。あれを見ると、世の中には面白い人がたくさんいるなあと感心します。まあ、鶴瓶さんの話術によるところも大きいとは思いますが。家族を訪ねる番組なので、色々な夫婦が出てきます。番組の中で、今まで言えなかっ…

幸せな結婚生活を送るには

朝日新聞の「暴力とスポーツ」というシリーズは、スポーツでの体罰の実情や、体罰をしないための指導法などが掲載されています。前回では、アメリカの団体が提唱する「具体的な内容で5回褒め、そして助言を一つする」という5対1が効果的なのだという内容…

結婚のきっかけ分類

結婚は「好きで好きで」する結婚と「まあ、この人でもいいか」結婚、そして「仕方がなくする」結婚という分類もできるかと思います。 「好きで好きで」ほどではなくても、この人と一緒にいたい、というのが恋愛結婚の基本だと思います。双方ともその気持ちが…

農家の長男の呪縛

少子化時代と言われて久しいですが、都会暮らし、サラリーマン家庭育ちの人にとっては、自分が長男であることや、夫が長男であることはそれほど大きな意味を持たなくなってきていると思います。しかしながら、地方のそれも農家ではまだまだ人の意識は変わっ…

結婚(婚姻)契約書

今日の朝日新聞にも出ていましたし、テレビでも取り上げられているようですが、結婚にあたって契約書を作る夫婦が増えているとのこと。実は私も21年前に作りました。どうして作ろうという話になったのかは覚えていないのですけど、私の場合は事実婚というこ…

『初夜』

イギリスのブッカー賞作家、イアン・マキューアン著(原題『On Chesil Beach』新潮クレスト・ブックス)日本語のタイトルが原題と違ってそのもの、というのがちょっと何ですが。舞台は1962年。育ちも興味も違う二人が、出会い、交際の末に結婚。結婚式の…

話を聞こうよ

母友が集まると話題と言えば、まず子ども、それから自分の健康問題、そして夫の愚痴。 夫の愚痴を言う人には共通点があるのです。まず、夫婦共通の趣味が無い、そして夫婦の会話がはずまない→会話が無いへ。共通の趣味が無いというのはなかなか厳しいですね…