日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

詐欺だらけ

私はネットショッピングが大好きです。食品・雑貨・洋服・カバン・靴・薬・本・電気製品など、しょっちゅうネットで注文。最近はメルカリも愛用しています。 先日来、お風呂で使う木の湯桶を探しているのですが、なかなか決め手に欠けて迷うばかり。アマゾン…

今日の朝日新聞東京版の声欄

東京版と地方版では、内容が違うかもしれませんが、今日の朝日新聞の朝刊に、11月に掲載された夫婦別姓についての投稿に対する投稿が4つ掲載されています。 最初、11月に「夫婦別姓がなぜ必要かわからない」という投書が掲載された時は、あーこれはいわ…

年末年始のお休みについて

前々回に書いた、新しい夫婦別姓訴訟は新聞にも取り上げられたりして、夫婦別姓制度を望む人の間ではものすごく期待度が上がっているのが、ネットを見るとわかります。また何年もかかるでしょうし、いつ実現するかもわからないということもあってか、最近事…

1989年1月7日

1989年1月7日って、何の日だかわかりますか? これは昭和の最後の日です。 当時私は独身で、夫とも出会っておらず、でも結婚改姓はしたくなく、そんなことがOKな男性に巡り会えるだろうかと思いつつ、夫婦別姓や住民票続柄差別裁判(当時は、住民票の子ど…

夫婦別姓訴訟がまた

最高裁が夫婦同姓を定めた民法750条を合憲としてから、もう少しで2年になります。衆議院選挙は自民党が圧勝ですから、いつまで経っても選択的夫婦別姓制度はできるわけがありません。しかし、働く女性を中心に旧姓の通称使用が広まっているので、政府は小手…

みんな話を聞いてほしい

日本語というのは、相づちが多い言語だそうです。確かに言われてみれば、お客さんの話を伺っている間、ずっと頷きながら相づちを打っている自分に気がつきます。 また、私の夫はキャリアコンサルタントで就職相談に乗る仕事をしていますが、キャリアコンサル…

LGBTを理解しているふり?

私が、このブログでLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)について言及するのは実は初めてです。同性婚について、事実婚との絡みで書いたことはありますが、それ以上は踏み込んでいません。 なぜかと言えば、まず自分自身は当…

年代別離婚の違い

一口に離婚と言いましても、条件は様々です。子どもがいる夫婦といない夫婦では違いますし、不動産の有無、住宅ローンの有無でも違ってきます。また、20代と60代では全く違ったものになります。子どものいる夫婦で、年代別にありがちなことを書いてみま…

共働きの金銭管理

夫婦共にフルタイムで仕事をしている場合、金銭管理はどうしていますでしょうか。因みに我が家は一括管理のお小遣い制です。 最近、皆さんのお話を聞くと一定金額を共通の財布や口座に入れるという方が多いようです。後は、家賃と光熱費は夫で、食費と消耗品…

なぜ事実婚?

私は事実婚歴27年目です。 この間、何度「何で事実婚?」と聞かれたことでしょう。 しかし、この問いに対する答えは実はなかなか難しいのです。なぜなら、理由は一つではないし、当初の理由とその後補足されていった理由などがあり、その全てを説明すると…

慰謝料請求以外の解決方法

夫や妻に不倫をされてしまうと、「慰謝料請求」と思う方は少なくありません。 皆さん請求すればすぐにお金が取れるように思うかもしれませんが、人からお金を取るというのは実際はなかなか大変なことです。客観的で決定的な証拠があって、裁判も辞さない覚悟…

別居婚でちょっと困ること

事実婚で単身赴任等で別居されている方というのもそれなりにいるかと思います。その他にもそれぞれ家を持っていて、週末婚のような形を取られている方もいるでしょう。 住民票が別ですと、事実婚の証明というのがしにくいというのはあります(そういう方は事…

夏休みのお知らせ

7月に入って、東京は雨も降りつつ突然暑くなりました。今日の予想最高気温は35度。ここで夏休みのお知らせです。7月19日(水)から23日(日)です。その間は東京にはおりません。 電話は転送して受けられるようにはしてありますが、時間帯によっては…

愛と恋の戦い

「愛」も「恋」も英語だとLOVE。でも、愛と恋って日本語では意味が違います。英語だときっと使い方で使い分けるのでしょうね。日本語でも好きな人に告白する「好き」と、親が子どもに言う「好き」は意味が違うけど、同じ言葉です。前者が恋で、後者が愛なの…

映画『ラ・ラ・ランド』と夫婦の仕事

私が大学を卒業して就職したのは、男女雇用機会均等法が施行した、1986年4月です。つまり就活をしたのはその前年。女性の就職状況はどういう感じだったかという一例として挙げますと、都市銀行(今のメガバンク)に女性の総合職というのができたばかりで、就…

事実婚の不妊治療

以前は、事実婚の夫婦は不妊治療ができなかったので、仕方なくそのために婚姻届を出す方たちもいました。2014年頃から日本産科婦人科学会がルールを変更して、今はできるようになっています。また、国からの助成金制度も2016年度中にもできるというような話…

代書しますよ、もちろん

NHKのドラマ10「ツバキ文具店」は、手紙の代書をする文具店の話。第二話は「幸せの修了証書」。離婚のお知らせの手紙を依頼される話でした。離婚の話なら見ないわけにはいきません。 さてさて、行政書士は基本的に代書屋です。私も今まで色々な手紙を依頼…

気軽に結婚できる社会に

日本人の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合)は、男性23.6%・女性14.1%(2015年)で、5年前に比べて男女ともおよそ3.5%上昇。特に男性はこの25年位で20%ほどアップしています。危機的状況ではないでしょうか。 しかし、ここで…

死後離婚その2

死後離婚は、ますます話題になっているようです。今週の『週刊現代』にも記事が載っていました。 「姻族関係終了届」を出せば、配偶者の死後、配偶者の親族と縁を切れることを知らなかった人が多いみたいで(実は、うちの夫にも聞いてみたら知りませんでした…

遺言書を書く時に気をつけたいこと

遺言書を書く時の注意点はたくさんあります。今回はその中で特定遺贈と包括遺贈について書きたいと思います。自分の財産の死後の遺贈先を遺言書で指定する場合、二つの書き方があります。一つは「預金は**に」「不動産は××に」というように、対象の財産を…

赤の他人で一つの戸籍

世の中、「戸籍=家族」と思い込んでいて戸籍制度がさも大切なように主張する方がいますが、戸籍と家族が不一致な例はたくさんあります。今までにも幾つか書いてきましたが、最近見た事例で完全に赤の他人だけでできている戸籍がありました。 その例では、A…

死後離婚とは

最近、巷で話題になっている「死後離婚」。前回書いた婦人公論にも小さなコラムで載っていました。しかしこの言葉は元々ある用語では無いです。どこから始まったのかはわかりませんが。 「死後離婚」と言っても、死んだ後に離婚届出をするわけではありません…

妻は夫の何に我慢をしているのか

婦人公論3月14日号の特集は「今の夫と、この先も?」というもの。 雑誌は滅多に買わないのですが、早速買って読んでみました。その中のアンケート「夫への不満は何?」(平均年齢59.9歳、平均結婚年数32.4年、回答総数107通)の結果が大体なる…

映画「ダイ・ハード」と夫婦別姓

『伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1』(宝島社)先日こちらの本に載っていた「ダイ・ハード」が、ケーブルテレビで放映されていたので、見てみました。さまぁ〜ずの三村マサカズさんのお勧めです。「ダイ・ハード2」は見たことがあるのですが…

佐藤愛子さん

佐藤愛子さんと言えば、93歳の今でも元気に書き続けている作家(小説はもうやめたとのこと)。佐藤さんの本は実は小説は読んだことが無くて、エッセイのみしかないのですが、ちょっと落ち込んだ時に最近出たこちらの本を読みました。『それでもこの世は悪く…

結婚相手選びは難しい

自宅の窓から見える隣りの金木犀にキジバトのつがいがせっせと小枝を運び込んでいました。巣を作って卵を産んだようです。今は、出入りは殆どありません。交代で抱卵しているのでしょうか。巣を作っている時、一回だけ電線に並んでとまっているのを見ました…

映画「未来を花束にして」

イギリス映画。100年ほど前のイギリスでの、女性参政権を獲得するための戦いがテーマです。100年前って、よく考えればその頃生まれた人がまだ現在存命中であることを考えるとほんの少し前のことなのに、この女性の差別されっぷりは何なのでしょう。「気分屋…

再婚に思う

2015年の統計では結婚した夫婦の内、どちらか一方か両方が再婚だった割合が26.8%で、過去最高だったそうです。4組に1組以上が再婚というのは、再婚が普通のことであることを印象づけますし、逆に言えば離婚も怖く無いということでもあるかもしれません…