日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

2005-01-01から1年間の記事一覧

慰謝料3

前回の続きで、よく聞かれる質問ですが、 「慰謝料はどれくらい請求できるのでしょうか。」というのがあります。(これが一番関心が高いのかもしれません。)しかし、これの答えは基本的に「常識はずれでなければ、幾らでも。」です。請求金額は、精神的損害…

慰謝料2

夏も終わりに近づき、涼しい風と共に不倫と離婚の相談が増え始めました。(季節との因果関係はわかりませんが)8月3日に慰謝料について書きましたが、今日はよくいただく質問を。1.慰謝料はどうやって請求するのか?それには、まず示談にするのか、調停で話…

占い師さんにご相談

台風が近づいてきています。東京は今夜遅くから明け方だそうで。不安なだけで雨風見えないのが、ちょっと寂しいです。(不謹慎かな?)たまたま占い師さんのブログを見てみたら、不倫の相談を受けた話が出ていました。なるほど、世の中占い師さんに「どうす…

和久 峻三

私は、普段はおよそ推理小説の類は読みません。なぜなら、途中で絶対やめられないからです。(同じ理由でテレビゲームもやりません。)先日、息子が買ったアガサ・クリスティーのオリエント急行殺人事件がテーブルに置いてあって、昔読んだなーと思い、手に…

夏休み

世間一般のお盆休みも昨日で大体終了かと思いますが、私もお盆休みにかこつけて10日以上も日記をお休みしてしまいました。お盆は道が混んでいて、本当は休みにしたくないのですが、世間一般が休んでいると、休んで電話が通じなくても、「ああ、やっぱりね。…

ささいなことですが

今までも電話回線は2回線持っていたのですが、電話番号とファックス番号は一緒だったのです。それには、色々な些細な原因がからみあっていて、開業の時に買ったファクシミリ電話機が高かったにも関わらず、送信時に自動の紙送り機能が無くて使い勝手が悪かっ…

ブログを書くということ

特にブログを宣伝しているわけではありませんが、(事務所のサイトにはリンクを張ってありますが、人に言うことは滅多にありません。)この頃知り合いに、「ブログを読んでいるよ。」と言われることが多くなりました。その時の私の反応は「ええっ、読まない…

タイトルを変えました

日記のタイトルを変えました。えっどこが?という感じかもしれませんが、頭に「女性」と付けたのです。お陰でますます長ったらしいタイトルになりましたが。なぜ付けたかと言いますと、女性の行政書士を探して私の所にたどりつく方が結構いらっしゃるからな…

慰謝料とは

前回の続きで、何となくわかっていそうで実はよく理解されていない、法律についての話を書きます。「慰謝料」というのは、日常的によく見る言葉だと思うのですが、実はこれがまた相手にお金を払わせることなら、何でも慰謝料と思っている方が結構います。実…

示談と訴訟と調停

私も行政書士になった頃は、行政書士試験の範囲外の法律には全く疎く、離婚の方法も不倫と慰謝料の関係も全然わかっていませんでしたが、必要に迫られて勉強する内に、その分野はかなり詳しくなったのは事実です。しかしそうなると、今度は法律に関係ない人…

離婚協議書って

離婚協議書のサイトを立ち上げました。*(http://www.geocities.jp/takeishiayako3/)相変わらず素人っぽさが前面に出ている作りではありますが、まあそれはそれで悪くないと思っています。(無理に玄人っぽさを出そうとするよりは)離婚協議書って離婚に関…

いつかは事務所を

子どもと夫が夏休みに入りました。こういう時、自宅兼事務所はいいのか悪いのか。もう小6なので特に面倒を見る必要は無いですけど、お昼は作らなければならないし、仕事中もなんだかんだ言ってくるし。今日は、とてもお昼を作る余裕が無い(しかしブログは書…

調査会社って

よく相談されることに「不倫の証拠ってどれくらい必要ですか?」というのがあります。そりゃ、裁判を起こすなら、ある程度確かな証拠は必要ですよね。取りあえず、内容証明で慰謝料を請求するだけでしたら、証拠は必ずしも必要なわけではないですが、相手の…

ダブル資格

仕事が重なってくると、「もっとバラバラに仕事が来てほしー。」と贅沢な悩みを持ちますが、ちょっと仕事が途切れると、途端に不安になるのが自由業の辛いところです。「もう仕事来ないかも〜。」と気分はどんどん下の方へ。行政書士じゃ資格としてもやはり…

通勤の無い仕事はよいです

今日も雨がざんざか降って、今年は大分梅雨らしくなりました。私の事務所兼自宅は一番近い駅から徒歩25分かかります(もしくはバス)ので、雨の日には出かけたくないです。私の仕事は、大方パソコンがあれば済むものですが、時には出かける必要もあります。…

行政書士の書く本

JR中央線の武蔵小金井駅には、市民文庫という本棚があり、不要な本を置いていったり、持っていったり自由にできます。私も本が置いてあるとつい立ち止まってしまい、電車を一本遅らせてしまいがちです。先日、開業当時に読んだ、行政書士関連の本2冊と1冊…

遺言の書き方

書店の暮らしの法律コーナーに行くと、たくさんの「遺言の書き方」の本があります。内容はどれも似たりよったり。遺言書の種類や、相続の制度、有効な方式、遺言書の文例、相続人の対処法や自分に有利な遺言を残してもらう方法。更にはトラブル例など。遺言…

犯罪被害者支援

先週、(社)被害者支援都民センターというところが主催する、犯罪被害者支援ボランティアセミナーというのに3日間通いました。ここでいう犯罪被害者というのは、身体的被害(性犯罪・暴行・傷害等)を受けた被害者自身と、殺人(悪質な交通事故を含む)で家…

不倫の悲しい結末6

このシリーズは今日で一旦終わりとします。 今日のテーマは「愛と憎しみ」。 不倫は要するに(時にはダブルの)三角関係ですよね。普通の恋愛でも三角関係は厄介ですが、不倫になると法律で認められた「夫婦」ともう一人というある種、強弱のある構図になる…

不倫の悲しい結末5

不倫にありがちな問題の一つに「妊娠」があります。まず、夫がいるのに不倫相手の子を妊娠して出産した場合、戸籍上は夫の子となります。そのまま真実を夫子とも知らずに一生を終えている人もきっとたくさんいるのではないかと思います。真実がわかると色々…

不倫の悲しい結末4

不倫の結果、離婚に至る例は多いです。これも2種類に大別できます。1.配偶者の不倫がどうしても許せず、離婚となるもの。不倫(不貞行為)は、離婚訴訟を起こせる理由の一つに民法で定められています。裁判所への離婚申立でも、妻が申し立てる場合は、異性…

不倫の悲しい結末3

不倫相手の配偶者から慰謝料の請求書を受け取った側の反応はどうでしょう。(相手に配偶者がいるのを知らなかった場合は除きます。話が当然違ってきますので)1.単なるお遊び気分だった場合。大体が何百万円とかの請求書でびっくりします。更に請求者から…

不倫の悲しい結末2

配偶者の不倫相手に慰謝料を請求する時に内容証明郵便を送ったりするわけですけれど、その目的は大体4種類位に分かれます。その1は、慰謝料の本来の目的通り、精神的な損害を被った人がそれに対する賠償を求めるもの。この辛い気持ちをお金で償ってもらおう…

不倫の悲しい結末1

不倫がもてはやされていた時もありましたが、今はどうなのでしょう。話題にもならないくらい普通によくあることのような気がします。ばれなきゃいいだろうと思うかもしれませんが、ばれるのですよ、やっぱり。そして、その後は・・・。まず、裏切られた配偶…

行政書士と示談

よく、相手と示談交渉をしてほしい、と頼まれることがありますが、これはできない相談なのですね。有料で代理で交渉できるのは、基本的には弁護士の特権です。じゃあ何ができるかというと、示談書作成のために示談に同席したり、直接話し合いたくない双方の…

今日は仕事ではなく

祝 サッカーワールドカップ出場。ワールドカップまであと丁度1年ということで、この前日本でやった時からもう3年も経つのですね〜。早い早い。昨日、また記憶力の低下を思い知らされました。車がリコールになり、またまたディーラーへ。1時間ならそこで待と…

ネットの世界は狭い

起業家向けのサイトを見ていたところ、そこの会員に中学の同級生と同じ名前がありました。(本当にどこにでもよくあるような名前ですけど)ものは試しにそこをクリックしてみると、写真が出てきて、その顔はかなりおばさんになったとは言え、確かに同級生の…

内容証明は簡単?

昨日で30日分のブログをはてなダイアリーに書き、めでたくはてなダイアリー市民となりました。ここのところ、コメントを書いてくださる方もいて、それを励みに連日書いています。昨日、営業モードの内容証明の話を書いたので、その続きを。ある行政書士さん…

行政書士で儲ける会社

また、昨日の続きですが、コメントにもありますように、行政書士で儲けようという会社も結構あるようです。有名なところでは、楽天。私の所にも営業ファックスが来ました。今、楽天をのぞいてみましたが、58人の行政書士が登録していましたね。起業や企業向…

行政書士で儲ける行政書士

昨日、行政書士開業セットを買ったと書きましたが、それを作って売っているのは現役の行政書士の方です。行政書士相手に商売する行政書士って結構います。実務のセミナーなんか、新人には魅力的ですよね。ビデオなんかも売っているようです。あとは、自分は…