日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

不倫の悲しい結末6

このシリーズは今日で一旦終わりとします。

今日のテーマは「愛と憎しみ」。

不倫は要するに(時にはダブルの)三角関係ですよね。普通の恋愛でも三角関係は厄介ですが、不倫になると法律で認められた「夫婦」ともう一人というある種、強弱のある構図になるのが、普通の恋愛とは違うところです。

夫婦の間に入ってくる奴は憎いですし、夫婦に戻ってしまう相手も憎い。また、時にある例としては、自分に配偶者がいるとわかった途端に離れてしまう相手も憎い。(離れるのが当たり前ですけど)好きという気持ちが強いほど、憎しみも強いようです。

そしてその憎しみの余りに嫌がらせの電話をかけたり、メールを送ったり、家の周りに出没したり。それから「家族や、勤務先にばらす。」と脅迫したり、実際にばらしたり、そしてまた、それに対して同じような仕返しをしたり・・・などなど。不法行為や時には犯罪にあたる行為の数々。何度似たような相談を受けても、その怨念というか、すさまじさには、正直恐いものを感じます。(ちなみに、こんなことをされたからやり返していいという理屈は全く通りません。自分が不利になるだけです。)

1993年に起きた有名な事件で、不倫相手の家に放火し、その家の子ども二人が死亡するという余りに痛ましい事件がありました。この事件は私の知る限りでは、今回のシリーズに書いた中のことがいくつか含まれています。
「妻とは別れる」という男−妊娠、そして中絶を求められ中絶−再度の妊娠・中絶−妻にばれる−「別れる」というのは口だけだった男−妻から彼女への何回もの怒りの電話

単純にこれだけではないでしょうけど、相手に裏切られたという思いと殺人を犯すほどの憎しみ。不倫はトラブル覚悟の上の恋、と前回のコメントにadataraさんも書かれていますが、ここまではやってほしくないと切に思わざる負えません。