不倫の悲しい結末5
不倫にありがちな問題の一つに「妊娠」があります。
まず、夫がいるのに不倫相手の子を妊娠して出産した場合、戸籍上は夫の子となります。そのまま真実を夫子とも知らずに一生を終えている人もきっとたくさんいるのではないかと思います。
真実がわかると色々大変です。まず当然、夫は大ショック。そして認知はどうする?養育費は?子どもが大きくなっていたら?考えるだけでため息が出そうですね。でも実際に悩んでいる人はたくさんいます。
次に、未婚で妻のある人の子を妊娠してしまったら。そのまま産めばいわゆる未婚の母で、子どもは非嫡出子(法律上の夫婦ではない男女間の子)です。養育費は父親が認知すれば請求できますが、任意で認知しなければ調停やら裁判やらしなければなりません。
あと、よく問題になるのが妊娠した途端に不倫相手が冷たくなり、中絶を強要し、そして自分は妻との元の生活へ戻るというパターン。中絶によって、肉体的にも精神的にも傷を負うのは女性だけです。それで、相手の男に慰謝料を請求できるかというと、これが難しいのです。何しろ不倫をした自分にも非がありますし、避妊しなかったことも相手だけの責任ではないし、更に、中絶は自分も同意したことになるからです。
私も頭では理解していますが、実際には大変腹立たしいです。