不倫の悲しい結末３

不倫相手の配偶者から慰謝料の請求書を受け取った側の反応はどうでしょう。（相手に配偶者がいるのを知らなかった場合は除きます。話が当然違ってきますので）

１．単なるお遊び気分だった場合。大体が何百万円とかの請求書でびっくりします。更に請求者から怒りの電話がかかってきたりすると、恐くなってきます。問題はその後。「悪いのは私ではなくて、あなたの配偶者です。」などと答えると、それは逆効果。相手の怒りが倍増することになってしまいます。たとえ事実がそうであっても、相手が怒っている最中は余計なことを言っては駄目です。だから、私は当事者同士がすぐに会うことは絶対反対。双方にとっていいことは何一つありません。会う前に私に相談して下さい。

２．相手のことが本気で好きな場合。自分が一方的に好きなら、もう諦めなければならないだけです。金額に関してはまあ色々考え方や事情もあるので、相談して下さい。辛いけど、早期に決着させましょう。

　問題なのは、相手から「配偶者とは別れる。あなたと結婚したい。」とか言われていて、すっかりその気になっていたのに、ばれた途端、相手が配偶者の元へさっさと戻ってしまった場合です。（こんなことするのは殆ど男性です。）「騙された、それなのに何で私が慰謝料を・・・」とってもよくあるパターンです。気持ちは痛いほどわかります。でも駄目なのです。そんな言葉を信じた自分も悪いのです。本気なら離婚するか、すぐには離婚できなくても別居するとかしてからじゃなきゃ。ただの優柔不断な男なのを見抜けなかったのが失敗だったのです。精神的痛手も大きくなりがちですが、高い授業料だと思うしかないです。

３．不倫相手が離婚をし、自分と一緒になった場合。大体の人が慰謝料の支払自体には応じます。ただ、相手としては配偶者を取られたので、金額は高めに請求してきます。どこで折り合いをつけるかが問題ですが、それは双方の状況次第です。

とにかく、請求されても無視する人もいれば、満額回答を出す人もいます。何も必ずしも満額回答がいいわけではありませんが、泥仕合にだけはならないようにしてほしいものです。