日々の色々-from 2004-

2004年に行政書士事務所を開業し、はてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。日本語教師もやっています。

戸籍制度廃止への動き

このブログでも何度か戸籍制度の困った面を書いてきましたが、廃止への動きがあるようです。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090920AT3S1901019092009.html

民主党の議員による戸籍制度の廃止をめざす議員連盟が来月発足とか。
はっきり言って、大きく期待したいです。
こういう動きに対して「戸籍は長く続いた日本の伝統」などと言う輩がいるようですが、それは「長く続いた“悪しき”伝統」ですから。戸籍制度は百害あって一利無しです。

ついでにここで離婚・再婚に伴う困った事例をまた一つを挙げておきます。

仮に夫を戸籍筆頭者とする夫婦が離婚した場合、妻がその戸籍を出ることになります。もし子供がいて子供の親権は妻が取っても、取りあえず子供はそのまま夫の戸籍に残ります。(妻の戸籍に移すには家裁の許可が必要。でも、妻が旧姓に戻っていて、子が姓を変えたくないのでしたら、子はやはり移せません。但し子が成人すれば独立した戸籍を作れる)。

そして、夫が再婚して後妻がその夫の姓を名乗ることになると後妻が夫と先妻の子がいる戸籍に入ってきます。その戸籍には除籍になった前妻も載っています。その後、後妻との間に子供が生まれれば、その子も当然入ります。前妻の子も後妻の子も男の子でしたら、続柄は両方とも長男であることは前にも書きました。

後妻にとっては、一緒に住んでもいない前妻の子が戸籍に入っているために、前妻の子の方で戸籍謄本を取れば、現在の家族の様子が前妻の方に全てわかってしまうということになるのです。後妻の氏名や生年月日、親の名前、子供の名前や生年月日。また、除籍とは書いてあっても(電算化されていなければ×印)、前妻の情報が載っているのも双方にとって不快なことです。

だから本籍地を変えずに、何度も離婚再婚をしていると、それは非常に不可解な戸籍謄本を見ることになります。

いいかげんやめましょうよ、この制度。