日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

公証(人)役場というところ

前にも公証人役場には色々あって、いいところも二度と行かないと思っているところもある、と書いたことがありますが、また今回はずれを引いたようです。

公証人役場には書記(事務)の人が仕切っているところと、公証人が仕切っているところがあります。書記の人が仕切っているところは、常識的な対応が多いので、やりやすいです。また私のそんなに多くない経験では、公証人が複数いるところは、いただけないことが多いです(事務の方が本当にただの事務で、何でも公証人に聞かないと話が進まない)。もちろん、公証人が一人のところは、公証人の個性にもよると思います。ちょっとブログを検索したら、面白い公証人役場体験談が読めましたから。


今回はずれだったのは、複数いるところです。まず10日後に締結の予約を電話で入れ、ファックスで必要書類を送付。その3日後が週末でしたのでそろそろ案文が出ると思い、後送と前もって知らせてあった書類を送りつつ電話を入れると、未着手とのこと。公証人の出張もあるので週明け火曜には、と事務の方。

そして火曜の朝、公証人より電話。本人確認の書類(印鑑証明とかパスポートとか運転免許証とか)は、原本を持ってこないと、案文は出せないとのこと。何でかというと、ファックスだけだと途中で依頼がキャンセルとかになることがよくあるから、との話。原本を先に持って来いと言われたのは初めてでまずびっくり。それもキャンセルの可能性が理由というのも、納得できない。原本持っていったってキャンセルする人はするでしょう。ちなみに私は今まで一度も途中キャンセルしたことないですけど(何ヶ月も待ってもらうことはあっても)。

それ以上に、「何でそれを最初に言ってくれないわけ?」というのが、一番の驚きというか、怒りでしたね。もう締結日まで3日しかないのですけど。
今回の公正証書は締結日にご本人が行って締結するものですけれど、私が締結以外を代わりにやっているのは、本人たちが仕事等でできないためなのであって、原本が必要ならもっと早く言ってくれなくては、手配ができないのですよ。

そこの公証人役場にしたのは、ご本人の希望だったのですが、私はもうぷつっと切れてしまいましたので、ご本人にも経過を伝え、他の公証人役場に依頼しなおしました。(着手前でしたからね。着手後だとキャンセル料も取られます)もう日にちもあまり無いですけれど、そちらは融通利かせてやっていただけるところなので。

東京は公証人役場もたくさんあるので、こちらが駄目ならあちらと選べますけど、地方だとこうはいかないでしょうね。