日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

風邪をひきました

先週の頭から喉が痛かったのですけど、マヌカハニーをなめたりして騙し騙ししていたところ、気がかりな仕事が一つキャンセルになってホッとしたところで、完全に風邪が悪化。

 

それでも、折角予定が空いた土曜日は穏やかな天候でどこかに出かけたくなり、続百名城でもあるお台場に。お台場が何で城?っていうのはありますが、海上に砲台を作るべく島から造ったというのが評価されたのでしょうね。私もその本来のお台場には行ったことがありませんでした。

 

海浜公園のオープンテラスのカフェででややハワイっぽい雰囲気を味わった後、ビーチバレー大会の脇を通り、向かいの地続きの第三台場へ。ウォーキングの中高年グループや写真の学校の学生と先生のグループ、ベンチに座って日没を待つカップル、きっと出張の合間に百名城巡りに来たと思われるオフロードを無理やりキャリーバッグを引く人など、沢山の人が来ていました。

 

夫と歩きながら、「江戸時代の人がこの風景を見たら何て言うか」などとくだらない会話をしながらブラブラ。だって砲台の更に外にこの風景ですから。

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第三台場(レインボーブリッジより)

その後、レインボーブリッジを徒歩で初渡り。母にその写真を送ったら、「できた頃にお父さんとタクシーで行って歩いて渡った」と返信が。新しもの好きのうちの親らしい。レインボーブリッジができたのは何と25年前。歩けることも忘れていました。

 

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そしてこれが、上陸できない第六台場。今はこの2つしか残っていません。

 

と、楽しくレインボーブリッジを渡り、100円バスで田町に出て田町駅周りの変貌に夫と驚き、佇まいの変わらない森永ビルに安心し、慶応大学近くの居酒屋で飲んで帰ったのでした。

 

次の日曜は午後だけ仕事。既に声が出にくくなっていました。

 

そして段々調子が悪くなり月曜の朝に微熱。午後は仕事で一旦熱が下がったものの火曜日は完全にダウン。まあ、熱は37,5℃までしか上がらなかったのですけど。

 

今日は日本語学校の講師の仕事で、授業ではなく引率だったのでまあ何とかこなして帰宅。まだ体がふわふわしています。

 

やっぱり若くないのだから無理しちゃだめですよね。

 

 事実婚・離婚・夫婦関係・不倫・別居・遺言・相続など家族のことでご相談や書面の作成を希望される方、日本語レッスンを希望される方は、当事務所までご連絡ください。
メールでのお問い合わせはこちらから(メール相談1回は無料です)TEL.042-384-1836(10時から21時)

 

 

はてなブログに引っ越しました

2004年に行政書士を開業してから、ずっとはてなダイアリーでブログを書いてきましたが、何とはてなダイアリーが閉鎖されることになったため、こちらのはてなブログに引っ越してきました。

 

それを期にちょっとブログのタイトルも変えてみましたけど、自分でも何でしょ、このタイトルは?みたいに思っています。まあ、また変えるかもしれません。

 

さて、この前の日曜日は年に一度の行政書士試験でした。私も年に一度しか着けない行政書士 徽章を着けて、 某所で、こっそりと補助監督員などをやっていました。

 

行政書士の仕事はAIに取って代わられると言われていますけど(まあ、そう思いますけど)まだまだ行政書士を目指す人は少なくないようです。私も今後どうなるかわかりませんが、ブログは息長く続けていきたいとは思っています。

 

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日本語学校非常勤講師というお仕事


昨年の12月に、日本語教育能力検定試験というのに合格しまして、その後手始めに3月からオンラインの講師をしました。しかし、その学校が事業から撤退し、どうしようかな〜と思っていたのですが(人前で話すのは苦手、一度に大勢を相手にするのも苦手)、このままだと勉強したことを忘れてしまいそうですし、一度は教壇に立ってみようと思い、日本語学校の非常勤講師になりました。


今、日本語学校は増えていまして、人手不足らしく、私のようないい年をした新人でも採用していただける状況のようです。取り敢えず週に一回、8:50-12:40で、50分授業を4コマ。10月からスタートしました。


初めての業界で、色々驚くことばかり。
1コマは2000円で半日8000円。一見悪くないように見えますが、これがこれが中々大変なお仕事です。授業をするのですから、当然準備が要ります。カリキュラムは組まれているので、割り当てられた内容を教えるわけですが、教案は自分で作らなければなりません。それにかかる時間が半端ない。これは何年やっても、毎回相手のレベルが違ったり、教材が違ったりすれば、それ相応にかかるものだと思います。

そして、仕事は12時40分に終わりません。宿題やテストの丸つけ、日誌の記入、担任との打ち合わせなど2時間は取られます。これは付随業務となっているようです。なっているようです、と言うのは実は雇用契約書が無いからなのです。びっくりですね。


まあもちろん、学校によって違うでしょうけど(採点などには別途事務費を払う学校もあり)、新人であってもまず思ったのは「この仕事は安すぎ!」ということでした。ところが、求人を見ているとこれより安いところも少なくないのです。学校は非常勤講師無しに成り立たないようですが、当然多いのは既婚の女性と年輩の方。安くても働いてくれるのは、こういった層になるわけです。

どうなのですかね、この業界。


また、学生は週に28時間まで働けるので、より時給の良い夜間の仕事をするため、授業中は寝る人が少なくありません。これを起こすのがまた一苦労。


今、来年の4月導入を目指して外国人の新しい在留資格が創設されようとしています。そのビザでは単純労働が可能になるようですので、日本語学校に来る留学生は減る可能性も十分にあります。


というわけで、どうなるかわからない業界ですが、取り敢えず3月までは続けてみようと思っています。

よって、当面水曜日は午後1時まで電話に出られませんので、ご承知おきください。


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事実婚について取材されました


少し日にちが経ってしまいましたが、アリシーというサイトで、事実婚について取材を受けた時の記事がアップされています。


「事実婚のメリットってなに? 法律婚との違いを聞いてきた」


事実婚のメリットってなに?」というタイトルが良いですね。


この間、あるお客さんがおっしゃっていました。

「ネットで事実婚について検索すると、デメリットばかり出てくる。知りたいことはそういうことではないのに」と。


事実婚をすると、それはデメリットもあります。しかし、法律婚だってデメリットはあるのです。


最も問題なのは、どちらか一方が姓を変えなければいけないということですが、それ以外にも配偶者が嫌になっても相手が同意しなければすぐに離婚できないとか(これは本当になかなか大変なことなのです)、配偶者と結婚しただけなのに、配偶者の親などとも親族になってしまうとか。

また、単に改姓しただけなのに、相手の親族から(嫌な意味での)嫁扱い・婿扱いされるとかも大きなデメリットかと思います。(嫁扱いが嫌で、法律婚から事実婚に変えた方もいらっしゃいました)。


事実婚のメリットはもちろんあります。ぜひ、記事をご覧になってください。


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小金井市長から返事が来ました。

前回書きました、小金井市長宛に送った「同性・異性を問わず事実婚カップルに対し、パートナーとして公的に証明する制度を創設してほしい」という要望書に対して返事が郵便で届きました。

これを読んだ夫の感想は、「思っていたよりはきちんとした返事だった」というものでしたが、私が感じたのは、「取り敢えず取り組むつもりはないな」というものでした。

一応、返事はきちんと書いてありますし、これからもダイバーシティを目指していくと書いてありますけど、パートナーシップ制度は取り敢えず検討するとも書いてありません。小金井市にとってはハードルが高いことのようです。


私としてはトップを取れなくても、先進性ぐらいは見せてほしいと思ったのですけど、残念な回答でした。

パートナーシップ制度の要望書

前回記載しました通り、千葉市の同性・異性を問わないパートナーシップ制度に関して地元の小金井市長宛に要望書をファックスで送りました。(小金井市には「市長へのファクス」ふれあい24、というのがあります)このファックスを送るとどのような返事があるのかわかりませんが、何らか返事や反応がありましたらまたご報告致します。


以下が、その送った内容です。内容については夫にも加筆・修正してもらっています。

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1. 要望事項
小金井市において、同性・異性を問わず事実婚カップルに対し、パートナーとして公的に証明する制度を創設されたい。


2. 要望事項の背景
この度、千葉市が2019年4月から、生活を共にするカップルを夫婦に準じた関係の「パートナー」と公的に認める制度を導入すると発表しました。LGBTなど性的マイノリティーに限らず、異性のカップルに対しても宣誓証明書を交付するとしており、全国でも初の試みとして注目を集めています。またこれに先立ち、2015年4月からは渋谷区が同性カップルを対象にパートナーシップ証明書を発行しており、現時点で9つの市と特別区が同様の制度を設けています。
 私は、1991年から夫と事実婚をしており、すでに成人した子どももおります。住民票の続柄は私が「世帯主」、夫は「夫(未届)」となっています。また別途、事実婚の夫婦であることを証明するために「事実婚夫婦間委任契約等公正証書」を締結しています。
行政書士である私は、事実婚であることをインターネット上で公表しているため、これまで数多くの事実婚夫婦から相談を受けたり、前記の公正証書の作成依頼に対応してまいりました。また、自身の経験や複数の事実婚夫婦からお聞きした話を元に、2012年には『事実婚歴20年の〈結婚・離婚カウンセラー行政書士〉が語る「事実婚」のホントのことがわかる本』(すばる舎電子書籍)を上梓しております。
事実婚の夫婦が、結婚はしても婚姻届を出さないという選択をする理由は様々です。今まで相談を受けた方の中には、一人っ子同士であるため、どちらか一方の姓を選べない方や、再婚することで子どもに姓の変更を強いることになり、負担をかけたくない方、高齢者同士の再婚を子どもに反対され法律婚ができない方など、各カップルが抱える事情は異なっております。
 事実婚夫婦は、年金の扶養者・被扶養者にはなれますが、相続人にはなれません。また税制面では扶養控除や相続税配偶者控除の対象にもなれず、家族として医療費控除ができないという、法的な不利益を被っています。更に、夫婦のどちらかが緊急の事態に見舞われた場合でも、病院によっては手術に対する同意書に家族として署名ができない、病状を説明してもらえない、などの制約があります。
千葉市の制度による証明書が事実婚夫婦に交付されると、病院での対応に対して家族としての証明ができたり、民間の家族割引などにも使えたりすることが期待されます。そのため、法律婚夫婦と比較して不安定な身分である事実婚夫婦にとっては、証明書は非常に有効なものになると考えられます。
小金井市では「小金井市第5次男女共同参画行動計画」における基本理念「人権尊重とワーク・ライフ・バランスを軸とする 男女共同参画の実現をめざして」の下に、基本目標?「人権が尊重され、多様性を認め合う社会をつくる」が定められています。社会の最小単位が家族であり、多くの場合、その家族の出発点が夫婦であるならば、法律婚以外にも事実婚同性婚といった「多様な夫婦のあり方」が認められるのは当然だと、私は考えています。
以上に鑑み、小金井市においても早急に、同様のパートナーシップ制度の創設を検討していただきたく、ファックスをお送りいたしました。市長が平成30年度の施政方針で謳っておられる「市民一人ひとりが大切にされ、真の幸せを実感できるまち小金井」の実現のためにも、一刻も早くこの問題に取り組まれるよう、ご英断を期待してやみません。
なお、本要望の内容は、私自身のブログ「女性行政書士でもある武石文子の日々雑感」においても公開する予定でおります。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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千葉市でパートナーシップ制度を制定


昨日のニュースに出ていましたが、千葉県千葉市では来年4月からパートナーシップ制度を施行予定だそうです。

パートナーシップ制度といえば、2015年4月に渋谷区が始めたのを皮切りに現在は9の市と特別区で実施しているとか。しかし、今までは同性カップルだけが対象でした。


しかし何と千葉市では事実婚の異性カップルにもパートナーシップ宣誓証明書を交付するとのこと。これは非常に画期的なことです。今まで事実婚の夫婦は、夫婦であることを証明するのが難しく、住民票の続柄を「夫(未届)」「妻(未届)」のようにすることによって証明の代わりにしていたり、事実婚の契約書を作ったりしていました。


事実婚の契約書を作る人の中には、病院での手術の同意書などに家族として署名できないとか、或いは病状を家族として説明してもらえないという不安から作られている方が少なくありません。そういう時にもこの証明書は役に立つと思います。


しかしながら、もちろんこの制度だけでは、夫婦間で相続人にはなれません(遺言書による遺贈しかない)し、税制上も不利です。同性でも異性でも、これらの不利益を被らないで済むように、一刻も早くフランスや北欧のようなパートナーシップ制度を制定することこそが本当に必要なことです。


一方で、事実婚をしている方たちの中には、選択的夫婦別姓制度を待っている方もいます。こういう方たちにとっては、この制度がかえって別姓制度の創設の妨げのように思うかもしれません。でもそうではなく、別姓制度もパートナーシップ制度も両方できれば良いだけのことなのです。


法律婚に不都合を感じていたり、疑義を感じて事実婚をしている方たちは少なからずいます。しかし、法律婚をしていなくても夫婦であることに変わりはありません。


まずは、一つの自治体が出す証明書ですが、これが今後のパートナーシップ制度創設の足がかりになればと思います。取りあえず私も自分の住む小金井市にその希望を出してみるつもりです。


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