日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

日本語学校非常勤講師というお仕事


昨年の12月に、日本語教育能力検定試験というのに合格しまして、その後手始めに3月からオンラインの講師をしました。しかし、その学校が事業から撤退し、どうしようかな〜と思っていたのですが(人前で話すのは苦手、一度に大勢を相手にするのも苦手)、このままだと勉強したことを忘れてしまいそうですし、一度は教壇に立ってみようと思い、日本語学校の非常勤講師になりました。


今、日本語学校は増えていまして、人手不足らしく、私のようないい年をした新人でも採用していただける状況のようです。取り敢えず週に一回、8:50-12:40で、50分授業を4コマ。10月からスタートしました。


初めての業界で、色々驚くことばかり。
1コマは2000円で半日8000円。一見悪くないように見えますが、これがこれが中々大変なお仕事です。授業をするのですから、当然準備が要ります。カリキュラムは組まれているので、割り当てられた内容を教えるわけですが、教案は自分で作らなければなりません。それにかかる時間が半端ない。これは何年やっても、毎回相手のレベルが違ったり、教材が違ったりすれば、それ相応にかかるものだと思います。

そして、仕事は12時40分に終わりません。宿題やテストの丸つけ、日誌の記入、担任との打ち合わせなど2時間は取られます。これは付随業務となっているようです。なっているようです、と言うのは実は雇用契約書が無いからなのです。びっくりですね。


まあもちろん、学校によって違うでしょうけど(採点などには別途事務費を払う学校もあり)、新人であってもまず思ったのは「この仕事は安すぎ!」ということでした。ところが、求人を見ているとこれより安いところも少なくないのです。学校は非常勤講師無しに成り立たないようですが、当然多いのは既婚の女性と年輩の方。安くても働いてくれるのは、こういった層になるわけです。

どうなのですかね、この業界。


また、学生は週に28時間まで働けるので、より時給の良い夜間の仕事をするため、授業中は寝る人が少なくありません。これを起こすのがまた一苦労。


今、来年の4月導入を目指して外国人の新しい在留資格が創設されようとしています。そのビザでは単純労働が可能になるようですので、日本語学校に来る留学生は減る可能性も十分にあります。


というわけで、どうなるかわからない業界ですが、取り敢えず3月までは続けてみようと思っています。

よって、当面水曜日は午後1時まで電話に出られませんので、ご承知おきください。


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