離婚した方がいいかも

離婚に迷っている方に対して、基本的に私は離婚を勧めたり止めたりすることはありません。どちらかに気持ちが傾いていることが明らかな場合は、ちょっとだけ背中を押すことはありますが、あくまでそれは本人が納得して決めることだと思っています。

ただ、やはり色々お話を聞いている中には、これはどう考えても離婚した方がいいんじゃないかな？と思うことはあります。特に、まだ若くて子どもがいない、そして離婚してもそれほど経済的に困らないという場合で、現状を聞いていると、どう考えても幸せにはなれそうにないという時です。そんな苦しい結婚生活は続ける価値があるのだろうか、子どもを産もうと思っているなら尚更早く別れて、新しい人生を歩んだ方が良いのではないだろうかと思うわけです。

本人はとても苦しげなのに、でも離婚を迷っていると仰る方の理由ではやはり「それでも相手がまだ好きだから」というのが多いです。「好き」というのは厄介ですね。好きだと、相手のひどい仕打ちにも我慢しちゃうのですよね。好きな人といたい、というのは確かに自然な思いでしょう。

好きな人と一緒にいられる幸せと、その好きな人と一緒にいることによってずっと続く苦しみのどちらを取るかということになります。

まあ、好きになる人が、必ずしも長く一緒に暮らせる人ではない、というのが私の考えなので、そんな辛い思いを続ける価値がある人なの？そんな結婚は早く終わらせて、違う人を見つけた方がいいんじゃないの？と本当は言いたくなるのです。