いろいろな家族
昨晩、夫を車で迎えに行った帰りの車中、ラジオに「いちごさん」という性同一性障害の方が出演していた。私は初めて知ったが、テレビにも出ているようなので、結構有名な方なのかな?ブログがすごいヒット数で一日30万(数字は怪しい。確かに何十万だった。)とか。アドレス貼っておきます。
お嬢さんが二人いるパパからママに変わって、お家にママが二人いる状態なのだそうです。(うちの夫も若い時は、女形をやらせてみたいと思ったほどだが、夫が女性になるというのは、なかなか想像が難しかった。)お子さんとの電話での会話が流されたが、上の中学生のお子さんがそのママを応援している気持ちが溢れていました。
パーソナリティが話の流れの中で「いろいろな家族がありますからね。」と言った時、夫が「そんなにいろいろな家族あるかな?」と言うので、うーん確かにママが二人いるという家族と同程度のいろいろな家族はいないだろうな、とは思いました。しかしまあ我が家も夫婦、父子の姓が違うしと考えたあと、「ステップファミリーとか。」と言ったら、ステップファミリーを夫は知りませんでした。(片方か両方かが子連れで結婚してできた家族です)
そこでまた、考えが詰まったが、よく考えれば色々あるな、と。最近はそれほど珍しくなくなったが、シングルマザーとか。それから子どもを連れて離婚して、自分だけ旧姓に戻せば、これも親子で姓が違うわけだし、実の子ではなく、養子の家もある。妻の浮気で実の子ではないことを知りながら実子として育てている人も知っていますし、そうそう、最初から同性のカップルもいますね。
そして、私もついうっかり言ってしまう言葉に「お父さん(お母さん)に似ていますね。」とか「誰に似ているのかな?」というのがありますけど、これは大変危ない言葉。養子もそうですけど、他人の精子を使う非配偶者間人工授精による年間平均出生児数は160人程度あり、もうかなりの人数がいるのですよね。誰にも似ていない子どもがいるということを念頭に置かないといけないわけです。
いろいろな家族、きっと他にもまだあるでしょう。子どもの家庭科の教科書を見てみましたけど、そんなこと、もちろん書いていなかったですけれどもね。