日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

親馬鹿というより?親

朝日新聞に「大学入試に親も来るなんて」という高3生の投書が先週載って、即座に私は息子に「私は間違っても行かないよ。」と言いました。
ところが、昨日「地方から東京に出て受験するのは大変なんだから、行ってもおかしくない。」みたいな投書が載って(多分、朝日もわざと載せたと思うのですけど)いやはや困ったものだと思いました。

いま、成人を18歳以上にするかどうかを検討しはじめていますけど、入試に親連れで行って恥ずかしくない人が成人っていうのはどうかと思ったりします。私の感覚では「格好悪いから来ないで。」と言うのが普通は大人ですけど。親より若い人の方が情報を駆使できるのですから、どこだって自分で行けるはずですけれどもね。

まっ、子どもに問題があるというより、親に問題があるのだと思います。そう言うと多分その反論は「子どものために一所懸命やるのが何が悪い。」ということになるかと思います。子どものためにやってあげること全てが悪いわけではなく、限度というものがあるわけでして、やり過ぎるとただのバカ親になってしまうわけです。

うちの夫は大学に勤めているので、あきれる親の話をよく聞かされます。ここには書けませんけど、えー大学生の親がそんなこと大学に言ってくるわけ?というようなことだらけ。それから、今は大学はどこでもオープンキャンパスというのをやっていまして、高校生や中には中学生なんかもやってきて、そういう将来のお客さんに大学の中を見せたり模擬授業をやったりするわけですけど、もちろん親子連れがいーっぱい来るそうです。うーん、親子が仲良くて何が悪いってか?私は受ける大学さえ親に相談したことがなかったので、隔世の感ですけれどもね。

さてさて、不倫や離婚の問題でも親は重要な役目を果たします。私も、相談にいらした方には一応「親は何て言っているか」と聞いたりはします。特に配偶者の親は何て言っているかが重要なわけです。夫が浮気していることを夫の親に相談すると、答えが「そんなこと息子がするわけがない。」とか「浮気するのは、あなたがいけないから。」ということがよくあります。

親が子の味方になるのは、間違っていないですけど、バカ親になったら駄目だと自戒の意味をこめて書かさせていただきます。