子どもの気持ちは
今日、ラジオの投稿で「子どもの時、なかなか帰ってこない長距離トラックドライバーの父親が帰ってくるのがとても楽しみだった。ところが、ある日から二度と帰って来なかった。いつの間にか離婚してしまっていたのだった。もっと父親と遊びたかった。」というような趣旨のものが紹介されました。
離婚って、子どもが大人じゃないと夫婦二人で決めちゃうんですよね。そりゃ離婚は夫婦間のことですから。離婚は親の都合なのです。でも、被害者は子ども。この投稿の人のように父親や母親が好きなのに、もう会えなくなったりしてしまう。
親の責任って子どもをきちんと育てることにあると思いますけど、責任を放棄して他の女や男のところへ走る親多数あり。(世間の中では少数でしょうが、私が抱えている案件の中ではよくあるので)養育費払えばいいんだろう、っていうことじゃないですよね。金が子どもを育てるわけではないですから。金は払って当たり前。離れても親として子どもを見守ってあげてほしいものです。
また、子どもを引き取った側の親が、相手には面会させたくないということがよくあります。それまでの事情を聞くと心情的にはわかりますけど、子どもが会いたいと思うなら、危険でない限り会わせてやってほしいと思います。どんなしょうもない人でも親は親ですし、子どもの時に関係が切れてしまうと、冒頭の人のようにいつまでも引きずることになってしまったり、自分たちを捨てた親を憎むようになってしまいますから。