身元調査
日本ハムのダルビッシュ投手のできちゃった結婚が話題になっていますが、できちゃった結婚の割合は平成12年の厚労省の調査によれば、20-24歳で58.3%もあるとか。
できちゃった結婚の離婚率がそうでない結婚より高いかどうかはわかりませんが、当然、相手のことがよくわからずに結婚する例はたくさんあると思います。
特に結婚してからわかる事実の中でよくあるのが借金です。元々借金があることを内緒にしている例は少なくないです。ただ借金があるだけでもショックな事実ですけど、実は借金をサラ金のようなところでする人は、繰り返し借りてしまいがちです。特にパチンコやギャンブル依存症の人は、誘惑に決して勝つことができず、どんどん借りてしまうのですよね。前に「借金ができないようにできないですか?」と聞かれたことがありましたが、大人の行動を止めようがありません。こういう依存症は病気の一種ですから、精神科や自助グループのようなところで、依存症自体をどうにかする方策を考える必要があります。
その他に後でわかって困るのは遺伝性の病気でしょうか。病気を明らかにすると、結婚できなくなる、というのは気持ちとしてはわかりますが、黙ってするのはどうでしょうか。
こういう結婚後にわかった事実により離婚になることは、実際あります。しかし、借金があるような場合は、慰謝料も養育費も望めないことが殆どです。お金の有る無しは結婚においては愛より大事なことかもしれません。
いわゆる興信所の身元調査は、以前は出自を調べるという差別的な意味合いが濃厚でした。でも、確かに結婚してからとんでもない事実がわかるよりは、他に子どもがいないのか、とか、経済的なことは調べた方が良いのではないかと私も思うようになりました。
何しろひどい話が実際色々ありますからね。