慰謝料請求と恐喝 - 日々の色々-from 2004-

　今日のニュースに弁護士が、「示談に応じるのか地獄に落ちるのか」「悪者はあらゆる手段を使ってこの世から抹殺します」「一生職につけずホームレスにさせる」と書いて、慰謝料１３００万円の請求し、恐喝未遂容疑で書類送検された（しかし起訴猶予。なぜ？）話が出ていました。

　弁護士による恐喝って、一般人がやる恐喝より尚、恐いと思うのですが、それに対する弁護士会の懲戒処分が業務停止６ヶ月。「弁護士会の懲戒処分は身内に甘い。」とある弁護士さんも言っておられましたが、私もどうかなって思います。依頼人のためにちょっとやりすぎちゃっただけだよ、という感覚なのでしょうか。

　弁護士がこのような恐喝まがいのことをするのは言語道断ですが、実際、慰謝料請求の際に「取り立て屋」とか「示談屋」とか名乗る人物が登場して、脅しのようなことをかけてくることがあります。もし、そのようなことがあったら遠慮なく是非警察に相談に行って下さい。

　最後に余談。この弁護士が監修した本があるのですが、タイトルが『愛だけでは守れない　こどもを守る法律相談カイケツＢＯＯＫ』愛では守れないので、脅しで解決ってことですかね。(^_^;)