日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

どういう解決がしたいのか

昨日、行政書士による男女トラブルについての講演会がありまして、行ってみました。

私の仕事の9割は不倫とか離婚とかですけど、そのやり方は殆ど自学自習です。それなので、もっと素晴らしい方法が無いかと期待して行ったのですが、まあ大体は同じでした。

話の中ではやはり、弁護士との業際が問題になっていました。こういう問題の時、弁護士に頼むのと、行政書士に頼むのとでは何が違うか知っていますか?

弁護士に頼むと面倒な交渉は全部代理でやってもらえます。(しかし、引き受けてもらえないこともよくあります。)行政書士に頼むと、行政書士の仕事は基本的に書面の作成ですので、交渉は自分でやることになります。(私の事務所でやっていただいても構いません。)

それなら、弁護士に頼んだ方が良いと思いますよね。でも、交渉は大変な仕事です。着手金だけで最低20万(昨日の話では30万と言っていた)はかかります。それに払っても必ずしもうまくいくわけではありません。

一方で行政書士は、はっきり言って安いです。人によって、レベルも色々です。だからうまくいけばお得です。うまく行かない時は(もしくは、ご本人が交渉をしたくない時は)それから弁護士に行っても遅くはないです。(昨日も町医者と大学病院という話がありましたが、確かにそういう感じではあります。)


交渉ごとはかなりのテクニックが必要です。相手の出方も色々予測する必要があります。でも大事なことは、依頼主ご本人がどうしたいかということです。それによって対策も違ってきます。

どうしたいかがわからない時は、どうすればいいか聞いてください。一緒に考えてあれこれ提案しますので。