国際離婚

4，5日前くらいの読売新聞に、結婚の20組に1組、都内区部では10組に1組が国際結婚である、と出ていて結構びっくりしました。すごい数だと思います。

でも、国際結婚って行きはよいよい、帰りは恐いになること大です。だって、違う国の人通しってことは、どこの国の法律で離婚（結婚もそうですけど）って決めるわけ？ということになってくるのです。

勿論、片方が日本人である場合、どこに住んでいるか、とかによって適用法律を決めます（「法例」という法律によって定められている）が、実際はそう簡単にはいかないことも多いと思います。

だって、離婚できない国もありますし、女性から離婚を申し立てられない国もあります。離婚も裁判でしか認めていない国も多いです。日本で結婚して相手国に行ったら、一夫多妻が認められている国で、他にも妻がいることもあります。

そして、子どもがいたらどちらが引き取るかはものすごく大きな問題です。相手国に連れて行かれたら二度と会えない可能性もあります。こちらで引き取っても養育費は期待できないでしょうし。更には相続のこともあります。

うーん、大変。どんな結婚も離婚のことを考えてするわけないのですけど、国際結婚の場合はよくよく考えるべきでは？と思います。まー取りあえず急いで結婚手続きをするのは、避けた方が良いのではないでしょうか。