日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

人は策略を嫌う-福山雅治結婚報告-

福山雅治さんの結婚話はもう、旧聞の部類になるかもしれません。
結婚の発表は9月28日でした。それから三週間。しかし、ミクシィ福山雅治コミュを見ると、まだまだ嘆いたり怒ったり沈んだりしている人は少なくありません。

ネットで10月18日に配信されたこちらの記事(福山雅治 「結婚=ファンの減少」の図式を崩せるか)には300以上のコメントが付き、その8割方がコアなファンからのコメントのように見受けられました。

コアなファンとは、長年ファンクラブの会員であり、CDやDVDが出れば必ず購入し、ライブでは遠征を厭わず、そして会場では必ずグッズを買うという、彼のためにお金をたくさん使ってきた人たちのことです。

因みに私もファンクラブ会員です。ファン歴は5年ほどなので、そんなに長いわけではありません。純粋に彼の声と曲のファンでした。なかなか信じてもらえませんが、彼の顔にはそれほど興味がありません(あったら、もっと昔からファンだったと思います)。そして、俳優としての彼にもあまり興味がありません。ライヴには年に1-2回行っていますし、遠征経験もあります。CDやDVDは全部は買わないですし、グッズも基本的には買わないというレベルのファンです。

さて、今回の結婚のお知らせを私はツイッターに流れるニュースで知りました。もう、びっくりです。だって結婚しないと思っていましたから。

多くのファンがそうだったと思います。そして、長年ファンをやっている方は思ったはずです「だまされた」と。

一般の方から見ればおかしなことに思えると思います。だって、芸能人の結婚なのですから。でも、長年ファンをやっている人たちはそうは思いません。

なぜなら、彼はいつも素の自分を見せていると思っていたと思うのです。3月まで土曜の夜に「オールナイトニッポン魂のラジオ」という90分番組を23年間もやっていました。私は昔の福山さんは知りませんが、2年間音楽活動を休んだ時もラジオは続けていたとか。

私もファンに成り立ての頃はマメに聞いていました。夜中の番組でもあり、下ネタはあるし、リスナーに電話はかけるし、高いところにいるスターという鎧をかぶらず、飾らず、素でしゃべっている空気が満ちていました。その話ぶりからして、結婚しないだろうという雰囲気が思いっきり漂っていたように感じていました。


4年前に吹石さんとのことがスクープされた時も事務所が否定しましたし、それをみんな信じたと思うのです。


だから、今回の結婚発表はあまりに突然で騙された感が強すぎたのです。ファンクラブのサイトには10分前に発表したことが、「神対応」などとマスコミで言われていますが、どう考えても失敗でしょう。誰もそんなの気づかないですし。普段、メールでお知らせが届くのです。「会報を発送しました」とか、「コンサートの応募期間が始まります」とか。10分前にメールを送ればよかったのです。「間もなく重大発表」とでも。

10分前にこっそり載せたなんて、形だけを整えたにすぎません。

まあ、それだけではなくその前に自分もそのうち結婚しますよ、オーラを出しておくべきだったと思います。


更に年末恒例のパシフィコ横浜「福山☆冬の大感謝祭」。最初の設定が6日間。いつもより少ない日数。結婚発表により売れ残ると困るから?そして、ファンクラブの抽選応募状況を見てから、追加公演を発表。「何だ、結婚しても売れています演出か?」と思ってしまいますよね。

一昨年とその前年は10日もやりました。10日にした時、彼は言いました。「みんながチケットが取れないと言うので、日数を増やした」と。

昨年は地方にも行き、全部で24日も。今年の日数減を考えて、今のうちに稼いでおこうと思ったのかな?と。すべてがどうしても策略に見えてしまいます。


彼は、毎月1回BROS.TVというファンクラブ会員向けネットテレビもやっています。今月も25日にあるようですが、彼は何を話すのでしょうか。

そして年末のライヴでは何を話すのか。彼の言葉はその場を支配します。まさしく王様状態。でもそれは応援したくなるキャラクターではないとダメなのです。
いつも本音トークで、ファンを大切にする姿勢が見えるという。



私は今年の冬の大感謝祭は追加公演だけ応募しました。今、結果待ちです。

果たして彼は今年も言うのでしょうか。
「会いたかったよ、ヨコハマ」
「一つになろうよ、ヨコハマ」

ウーン、そう言われたら引きそうです。

独身だからこそのセリフは、今年はやめるべきでしょう。最後の投げキッスと共に。


真摯な対応というのは、誰にでも当てはまることなのだと一連の騒ぎを見てずっと思っていたことを書いてみました。