業界の違い

私の職歴は多岐にわたります。行政書士になって６年目ですけど、それ以上に長く勤めたのが教育系出版社の丸６年。
昨日は、行政書士試験の監督員説明会の後に、その出版社のかつての上司の送別会に出ました。

行政書士業界は何度も書きますけど、オヤジの世界です。女性は１割。男性は年代別割合は知りませんけどどう見ても４６歳の私より高齢の方の方が多いはず。特に監督員は日当が出ますので、それを目当てに監督員をやる年金暮らしの方も少なくないのではないかと。（私は、人数不足で呼び出されたのですけど）よってあまり、この集まりには行きたくないな、というのはあります。何だかつまらない話が長い人も多そうですし。

そんな集まりも終わり、続いて送別会の方へ。何と私はその会社を退職して１３年も経っているのですけど、集まったメンバーは全て私がいた当時の方。みんなそれ相応に年を取っていましたが、中味に変わりは無し。仕事は編集ですから、教育系とはいえ、それぞれくせがあって行政書士会にはいないタイプばかり。業界が違えば明らかに人の傾向は違い、常識も違います。

まあ、私も仕事で色々な業界、会社の話を伺いますけど、愛人がいるのが普通だったり、セクハラをみんなが容認するようなところもあったりとため息をつくようなことも少なくありません。その世界に長くいるとその世界のみの常識というのが身についてしまうのでしょう。面白くもあり、恐くもあり、です。