日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

老後の関係を考えると

一昨日の日経新聞の夕刊に、40代や50代になって初めての結婚に踏み切る人の話が載っていました。その中のそれまで「結婚しない」と宣言していたのに、54歳で結婚に踏み切った男性の理由「50を過ぎ、体にガタが来たことが考えを変えた」。あーつまり何かあった時に面倒を見てくれる人として妻が欲しくなったわけですよね。

中高年の離婚の場合、女性の方から「離婚したい」と言うと真っ先に出てくる言葉が「オレの老後は誰が見る!」ということがよくあります。妻が離婚したくなる理由が、よくわかるというものです。家事をしてくれて、身の回りの世話をしてくれて、更に自分の老親がいれば、その世話もしてくれて、そういうことのための妻。妻としたら、そんなのごめんでしょう。家政婦さんでも雇えばいいのです。

それに、妻が先に病に倒れたらどうするつもりなのでしょう。そんなことは無いと思っているのか。妻としては不安で病に倒れるわけにもいきません。そしてまた、そういう男性に限って、妻が病に倒れると浮気をしたりするのです。

お互いに感謝も無く、信頼関係を築けない夫婦は老後が辛いです。子どもがいる間は父親と母親の役割があったので、子をかすがいとして繋がることができた夫婦も、子どもがいなくなると、もう無理な状況になります。相手を見限ったら、経済的自立をした上でお早めに別れた方が、すがすがしい老後になると思います。