日々の色々-from 2004-

2004年に行政書士事務所を開業し、はてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。日本語教師もやっています。

映画「万引き家族」

話題のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞、是枝裕和監督の「万引き家族」を観てきました。是枝監督の作品は、これまでにも「そして父になる」「海街diary」「海よりもまだ深く」の3本は観ています。(ちなみに「誰も知らない」は、辛そうなので見ていません)


さて、ここからは少しネタバレがありますので、ご注意下さい。



万引き家族」は、「疑似家族」の話です。血の繋がりのない親子や姉妹、兄妹。事実婚の夫婦には過去に後ろ暗い事件があり(この夫婦は何で事実婚なのかはわからなかったのですけど)、住んでいる家は、どういう関係かはわからないけどある老女の小さな家で、老女は世間的には一人暮らしと思われている。子どもたちはどこからか連れてきてしまった子ども。


みんなで海水浴に出かけたり、楽しく家族をやっているのですが、ある事件によって、隠していたある犯罪がバレそうになると、子ども一人を見限って逃げようとします。そこが家族の終わりでした。疑似家族の限界でもあったわけです。


この家族は、万引き以外の犯罪もしています。もし、この家族に犯罪が無く(子どもは養子でも良かったわけですし)まっとうなお金があったならば、それはそれでこのままずっと楽しく暮らしていけそうでした。


世の中、血の繋がりがあっても、子どもや老人を虐待したりすることを考えれば、血縁が家族の絶対条件ではないのは、みんな何となく思っていることです。だからって他人同士で家族が作れる?と思うところでしょうが、結婚なんかも所詮他人同士で試しに家族を作ってみる行為なのですから、そこに血の繋がりがない家族が増えてもそれもまたありかも、と思わせられる話でした。


でも、血の繋がりが無い子供だから見限って逃げようとしたのではないか、と思う方もいるかと思います。これは私がかつて学生時代にボランティアで通っていた養護施設にいた子の話ですが、その子の親はその子だけを残して(他の子は連れて)ある日蒸発してしまったそうです。血がつながっていてもそういう選択をする親も現実にはいるのです。血がすべてではありません。


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