日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

葬儀について

件のご近所の方の葬儀に夫と共に参列した結果、故人は何と私と同い年ということがわかりました。う〜ん。
葬儀は普通に仏式でしたけど、坊さんの説教が妙に宗教の宣伝という感じで鼻につきました。仏教は葬式くらいしか宣伝の場が無いのでしょうか。もっとも、以前に参列したキリスト教式の葬儀でも牧師の話がやっぱり宣伝がかっていて、うんざりしたことがあります。葬儀はあくまで故人を偲ぶという雰囲気を壊してほしくないものです。


そんなこともあり、夫とつい、自分たちが死んだらという話になります。二人とも葬式というものに対して否定的ですから、その点は問題無いのですけど、今回の方のように親が元気なうちに自分たちが死んだら、ということを考える必要があります。

私の親も葬式はしない派なので、私の方は問題はありません。問題は夫。
「親がやりたいと言ったら、やりません、なんて言えないよ。」と私。
「えっ、やらないでよ。」と夫。
私「どうせ、死んじゃえばわからないんだから何だっていいじゃん。」
夫「駄目だよ。ポリシーの問題だから。言っていることとやっていることが違うと思われるのが嫌だもの。」
私「そんなら、そう書いておいてよ。『自分ノート』あげたでしょ。葬式ってどうやるか親戚内でよくもめることなんだから。」

私たちは、遺言は書いてあるんですけど、さすがにそういうことまでは書いていません。葬式のことでもめるというのは実際によく聞く話です。誰でもそうでしょうけど、自分が死んだら、なんてまだまだ先のことのような感覚でいました。今回の葬儀は丁度よいきっかけにはなったと思います。


そこで、最後に宣伝。エンディングノートって最近脚光を浴びているようで、何気なく結構売れ続けています。是非、ご購入の上、遺された人が困らないようにしっかり書き置いてください。

大切な人に遺す自分ノート』 すばる舎リンケージ 武石文子編著