専門家の言いなり
車をディーラーに12ヶ月点検してもらったところ、あれもこれも交換した方がいい、とかで見積もり85,000円と提示してきました。その整備士さんには前にも車検で当たったことがあり、とても熱心に説明してくれるのですが、何となく「商売上手」に聞こえてしまいます。
とにかく、私は車にはほぼ毎日乗りますが、中身のことはさっぱりわかりません。まあ、素人が見てもわかるわけありませんし、突然故障されても困りますから「ここがもう駄目」と言われれば、悔しいけど従うほか無いのです。
仮にもディーラーですからぼったくりではないでしょうが、部品の基準の耐用年数を越えれば、みんな交換対象と言うのかもしれません。でも、私が渋い顔をしていたら、最低これだけはと言ってきたのが、リアブレーキのオイル漏れ。「完全に駄目になってしまうと更に3万高くなる」という決めゼリフにはさすがに勝てずに65,000円で妥結となりました。
あと、言いなりになってしまいがちなのが歯医者。ずっと近所の歯医者に通っていたのですが、いつまで経っても終わらないし、「まだまだ小さな虫歯があちこちある。」とのこと。終わりの見通しもなし。子供も長く通いようやく終わったので、自分もそこに行くのはやめることにしました。
次はどうしようと2ヶ月位放ったらかしにしておいたのですが、勘頼みで新めな歯医者に行ってみました。そうしたら「それは意味の無い治療です。」とのこと。1回で終わりでした。お金と時間の浪費だったようです。でも素人にはなかなかわかりませんよね。虫歯は勝手に治ってくれたりしませんから恐いですし。
行政書士も専門家です。クライアントさんも言いなりになってしまいがちではないでしょうか。知り合いの行政書士から聞いたところ、「あるベテラン行政書士さんは、**の業務で12万取っていた。」とのこと。私の倍です。私の主婦感覚では明らかに高い。
でも、熱心に説明し、そういうものはそういう金額に違いないと思わせればOKということなのかもしれません。