日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

立川志の輔一門会@府中の森芸術劇場


落語好きになって11年。そんなに昔からではありません。何ではっきりわかっているかといいますと、きっかけが映画「しゃべれどもしゃべれども」だからです。この映画は2007年公開。この映画を結構気にいって、DVDも購入し何度も観ました。その中で伊東四朗さん演ずる師匠が演るのが「火焔太鼓」。何度も見て、出だしは覚えたほどです。

伊東四朗さん、結構うまいなと思って元々落語好きの夫に話すと、いやいやプロはそんなものではない、と言って聞かされたのが亡き古今亭志ん朝の「火焔太鼓」のCD。凄いプロって!と思いましたね(志ん朝さんが高度プロフェッショナルだというのは、後々沢山聞いてわかることなのですが)。

そこからハマって、毎日のように動画を見たり、落語会に出かけたり、で今に至るわけですけど、今は好きな人しか行きません。志の輔師匠と、桂文珍師匠。時々柳家小三治師匠と柳家三三師匠。

どれもチケット取るのが大変な人ばかり。志の輔師匠がパルコ劇場でやっていた一ヶ月公演は、一度も取れたこと無いでですし。

昨日の一門会は、一門会ゆえ師匠は一席限りで少し残念なのだけど、昨年は弟子も素晴らしい出来でかなり満足しました。今年はと言えば、弟子は昼夜逆で見たかった志の八、志の春には会えず少々残念でしたが。でも、色物のタブレット純さんというのが、マヒナスターズのボーカルだったとかで、その歌声と喋りのギャップで大受けでした。

志の輔師匠はと言えば、昼も夜も「小間物屋政談」。初めて聞く噺です。師匠も演る人がほとんどいないと言っていましたね。話は面白く、師匠の古典は年々素晴らしくなってきた気がします。次回は都会でやる独演会に行きたいところです。