日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

夫婦別姓制度に反対する人って

私の家の周りでは、今、梅が満開を過ぎたところです。今年は桜の開花も早いとか。


昼間が長くなり、春めいてくるこの時期は、卒業の季節でもあり、そしてもうすぐ、就職・新入学・進級。わくわくしますし、そのわくわく感と、この少しずつ暖かくなって、春が近づく感じがあまりにマッチしていて、年度始めを9月にもってくることは考えられない私です。

というのを夫に話したところ、夫婦別姓に反対する人もそうなのではないかと。

結婚する=姓が同じになる。それが当たり前だし、そうなることにワクワクしているのに………。だから、夫婦別姓反対!と。


もちろん、そういう人は少なからずいるかと思います。夫婦同姓制度は、明治政府になってからヨーロッパをならってできた制度で、長い日本の歴史から見れば割りと最近のことです。でも、この制度にすっかり絡め取られてしまって、やれ「子どもが可哀想」だの、「家族の一体感が」などど言う人が国会議員にも多数いて、いつまで経っても選択的夫婦別姓制度の埒が明かないのは、周知の事実です。


自分がなじんだことと違うことに対し、嫌だなと思うのは心情的にはよくわかります。

でも、長年なじんだ自分の姓を何で結婚によって変えなければならないのか(それも一方のみ)、それもおかしなことなのです。現代においてはそれは人権侵害にもあたるのではないかと思っています。


夫婦別姓制度は、選択的と頭に付くので、別姓を選択したいカップルだけに適用する制度です。

でも、自分は姓を変えたくないけど、姓は一緒がいい。でも相手が改姓が嫌だと言ったらどうしよう、とか、息子の相手が改姓は嫌だと言ったらどうしようという人がこの制度に反対しているのではないかと思います(両方とも結婚相手の人権を無視した自分のわがままだということに気づいてほしいですが)。


調査でも年々選択的夫婦別姓制度の支持率は上がっています。裁判も複数始まりますし、この制度が導入されるのは時間の問題だと思っています。


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