日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

不倫の落とし前

最近、芸能人の不倫があまりに表に出てしまっていますが、プライバシーという言葉は芸能界には無いのでしょうか。個人のプライバシーを暴いてそれを叩く、という最近の風潮には魔女狩り的な危なさを感じます。


不倫は決して良い行為ではありません。配偶者以外の人と内緒で肉体関係を持つことは、裏切り行為そのものです。でも、勝手に暴くというのは、それはそれで最低なことだと思います。


よく、不倫をされてしまって、家族や職場にばらしたいと仰る方がいますが(気持ちはわかります)、それはただの復讐であって、自分のレベルまで下げてしまいます。夫のスマホで見つけた夫の不倫相手の裸体の写真を、SNSにアップした方がいました。こうなると犯罪です。やられたからやり返すということをすると、収拾のつかない復讐合戦になってしまいます。


不倫をされてしまって、悩んだ時に誰かに相談するというのは大切なことです。違う見方を示唆してくれるかもしれませんし、姉妹だったり親友だったらすごく親身になってくれると思います。また、話をすることによって自分も冷静になるというのもあります。

中にはインターネットのヤフー知恵袋のようなところで相談をする方もいますが、逆に傷つくような答えが返ってくることもあるので、見えない多くの人に向かって相談するのはいかがなものかな、と思っています。


私の友人が、10年ほど前に夫に不倫をされてしまいました。彼女は誰にも相談せずに自分で考えて、相手の女性と自分の夫に話をつけました。それで不倫は終わったのですが、彼女は10年経った今でも、後悔と共にその傷を引きずっています。「あそこであっさり夫を許してしまっため、夫は何も無かったように振舞っている」というのが、大きいようです。

先に私に相談してくれれば良かったのに、と私も思っています。
やはりきっちり落とし前をつけないと、ずっと引きずることになってしまうのです。はっきりと目に見える形での区切りというのは大事です。


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