不倫は犯罪ではないけれど
最近、芸能人に国会議員と不倫のニュースが世間を騒がせています。
本来、不倫は夫婦とその不倫相手の問題であって、世間が糾弾するべきものではないと思っていますし、世間に対して謝るものでもないと私は思っています。
今日の朝日新聞に「(ニュースQ3)芸能人に国会議員…やっぱり気になる他人の不倫」という記事が出ていました。
それによると、日本では不倫をしても離婚しない夫婦が多いので、不倫が目立つとか。
不倫はいけないこと、という意識が強いというのもあります。
不倫は犯罪ではないのですけど(かつては犯罪だった時代もありましたが)、何で世間は有名人を「制裁」しようとするのか?
基本的に自分に置き換えているのではないでしょうか。「自分が不倫をされてしまったら許せない」という感情でしょうかね。
ただ、不倫は犯罪ではないけれど犯罪につながりやすいというのはあるかと思います。愛と憎しみと言うのは表裏の関係にあります。これだけ愛しているのに裏切られた、となると一気に憎しみの塊になってしまうのです。
それが、傷害事件になったり、リベンジポルノになったり、ストーカーになったり、怪文書になったり、心中をほのめかしたり、色々な嫌がらせ行為という犯罪に走らせてしまう原動力になります。
ここには人の理性というものはありません。狂っている状態です。特に不倫によって自分だけが不幸になったと思い込むとこういうことになりがちです。
不倫の何が恐いか、それは人を狂わせることです。不倫の沼にはまって罪を犯したり、犯罪に巻き込まれない内に抜け出すことを考えていただきたいと思います。そして家族がはまっていることがわかったら、いかに巧みにそれを終わらせるかが大事となってきます。
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