セレンディピティ
セレンディピティという言葉をご存じでしょうか。
なかなか日本語にするのは難しいようですが、偶然に何かを見つけたものから幸運を得られる力、というような意味のようです。
自然科学においてよく使われていますが、例えばペニシリンはブドウ球菌の培養実験中に青カビが生えてしまったことにより発見されたわけですが、失敗から偶然に素晴らしい発見ができるのは、セレンディピティの力が高いからということになります。
私のイメージでは「わらしべ長者」です。たまたま転んでつかんだわらから、幸運をつかんで長者になるのは、やはりセレンディピティの力があったからと考えられます。
逆にマイナスのセレンディピティの力が強い人もいます。恋愛においてダメな男性ばかり引いてしまう女性がそのいい例です。
セレンディピティというのは、ただの偶然ではなくそのことに何らか関心を持っていたことにより引き寄せることができると考えられています。つまりダメな男性ばかりひいてしまうのは、そういう男性にばかり何かを感じてしまっているのでしょう。ただの運ではないということですね。
偶然でも素敵な人に出会うためには、まず自分の能力を客観的に見ることが大事かもしれません。自分がピンと思う人はどういう人なのか、顔だけを見て決めていないか、経済力だけを重視していないか、依存したいだけではないか、など。
そして、自分はどういう人と暮らすのが幸せなのか?ということを見つけることが大事なのではないかと思います。
本能的に好きになるのと、長く一緒に暮らして家庭を作るのは別だ、と私は思っています。全部が完璧な人はいないと思いますが、相手のどこに目をつぶるのかを見極めないとうまくいかないのではないでしょうか。
離婚・不倫・別居・事実婚など家族のことでご相談がある方は、当事務所までご連絡ください。
TEL.042-384-1836(10時〜21時、電話相談は有料です)武石文子総合事務所
メールでのお問い合わせはこちらから(メール相談1回は無料です)