スウェーデンの夫婦別姓と子供の姓
先日、大阪大学大学院教授、高橋美恵子氏の講演を聞いてきました。
スウェーデンで12年以上暮らし、スウェーデンの方とサムボ(法律で定められた同棲・事実婚)をし、スウェーデンと日本のジェンダーと平等を研究テーマにされている方です。
色々面白い話があったのですが、その中で一点だけ。
スウェーデンでは別姓結婚ができます。
子どもの姓はどうするかというと、第一子誕生後3か月以内に両親のどちらの姓にするか届けるのだそうです。そして、第二子以降は第一子と同じ姓になるとか。
そこで私は、どちらの姓にするのかでもめないのか、と聞いてみました。
高橋さんの夫の身内でどちらの姓にするかという話し合いがなされた時のことを話してくれました。その夫婦は片方が「鈴木」のようによくある姓で、もう一方があまり無い姓だったそうです。スウェーデン人は、変わった姓の方を好むとか。それであっさり、あまり無い姓に決まったということでした。
いいですねー、子どもの姓に「家」がからまないのは。
日本人の意識がこのようになる時はくるでしょうかねぇ。