日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

親の離婚でこわれる子供

1月18日のNHK「情報LIVE ただイマ!」で「離婚で壊れる子どもたち」という特集をやっていました。

今までも離婚と子供については何度か書いていますが、親の離婚が子供に与える大きさというのを実感させられる内容でした。私は、子供のために我慢して離婚しない、というのには諸手を挙げて賛成するつもりはありません。

離婚が子供にとって悪なのではなく、離婚の仕方や離婚後の親の態度がやはり大事なのです。親が離婚したことにより、それを子供が大人になっても引きずるようなことがあってはなりません。

番組に出てきた方は、30代だけど未だに子どもの時にした離婚の理由を親に聞けないそうです。一緒に住む母のために自分の気持ちを押し殺して生きているような状態なのだとか。母の気持ちを推し量り、父親にも一度会ったきり。これではいつまでも自分の人生を歩むことができません。


番組の最中にも、ツイッターでのコメントが幾つか流れましたが、「幸せな家庭というものがわからず、怖くて結婚できない」というのような内容が複数ありました。

親は自分の離婚を子供に背負わせてはならないのです。生活がいっぱいいっぱいで、子供に気持ちが回らないというのもわかりますが、親は離婚しても明るい家庭を保つことが義務だと思います。

離婚していなくても、夫婦仲が悪い家庭が子供に良いわけがないですし、だからこそ離婚する人は、離婚しても幸せな家庭を作ることを是非目指してほしいと思います。そしてできる限り、だめな奴と思っていても元配偶者に子供を会わせてやってください。子どもが気を遣って会いたくないと言っているかもしれないことも考えながら。