日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

映画「デッドマン ウォーキング」

1995年、アメリカ映画。死刑囚とシスターの交流の話。今日、DVDで見ました。

「Dead Man」というのが、辞書に載っていなくて、でも刑務官がセリフではっきりと「Dead Man Walking」と言っているのにな、と思ったら、「Dead Man Walking」で「処刑室へ向かう死刑囚」という、刑務所のスラングでした。

当然ながら、キリスト教が絡むので、キリスト教と縁遠い者が見ると、ちょっと、な部分がありますが、幾つか気になったことがあったので。

まず、死刑執行を免れるために、シスターは弁護士と共に色々手を尽くすのですが、その中の弁護士のセリフに、「お金があれば、陪審員に取り入る方法を教えてくれるカウンセラーだって雇える」(ちょっと記憶があいまいですが)みたいな意味合いのものがあって、アメリカにはそういうことを指南する職業もあるんだ、と思ったり、日本でも「裁判員に好印象を与える方法を教えます」みたいな職業ができるかも?、と思ったりしました。

それから、殺された被害者の親が離婚してしまうのですけど、「同じ境遇の夫婦は7割離婚すると言われている」というのがあって、夫婦間で悲しみの度合いや立ち直りのスピードが違うと、そうかもしれないなと思いました。日本ではどうなのでしょう。アメリカほど数は多くないはずですけど。

また、死刑執行の方法は、注射によるもので、一本目で麻酔をかけ、二本目で肺を駄目にし、三本目で心臓を止めるようです。被害者遺族には公開です。絞首刑より、遺体のダメージが少ないので、死刑執行をする側にとってもこの方が良いように思います。まあ、その前に死刑は是か非か、という問題がありますが。