震災から一ヶ月

震災から一ヶ月が経ち、まるまる一ヶ月春休みだった息子の学校も月曜から始まりました。余震が続く中、行方不明者の数はなかなか減らないし、原発は相変わらず一進一退。ライフラインが復旧できないところも多々あり、避難生活を余儀なくされている方たちが、全員落ち着いた生活を始められるのはいつのことになるのだろう、と被災地ではなくても途方に暮れます。

福島第一原発の近くは、当分住むことができないと言われています。町全部が無くなり、こんな狭い国土に空白地帯ができてしまうのでしょうか。常磐線が上野から仙台までまた繋がることは無いのでしょうか。何だか暗い気分になることばかりです。

雑誌にも出ていましたが、揺れるつり橋の上で男女が出会うと恋に落ちやすいという実験結果があります。不安定で不安な時って誰かと一緒にいたくなるもの。今はまさしく、誰かと一緒にいたくなる状況でしょう。

こういう状況がきっかけであっても、カップルになるのは悪くないと思います。ただ、つり橋で出会ったカップルもその後長続きしないというデータもあるそうです。やはり特殊な緊張感で感情が高ぶっていたからであり、平常に戻れば何てことない相手だったということになってしまうのかもしれません。

一方で、危急時には人間の本性がわかります。この震災がきっかけで離婚になる夫婦も多々いるのではないかと思います。