行政書士になってからの日々の色々

2004年に東京都小金井市に行政書士事務所を開業し、はてなダイアリーで「女性行政書士でもある武石文子の日々雑感」を書いてきました。2018年11月はてなブログに引越ししてタイトルを変えました。事実婚・離婚・不倫・遺言・相続が得意分野です。日本語教師もやっています。

人生設計と出産

女性の結婚適齢期をクリスマス・ケーキに例えていたのはいつ頃までだったでしょうか。私が24,5の時には、かなり言われなくなってきていたかと思います。今は、完全に死語ですよね。年齢に追い立てられなくなったのは、女性にとっては良いことでした。

しかしながら、追い立てられないために結婚時期はどんどん遅くなっているというのは否めないと思います。今、20代の女性はどういう人生計画でいるのでしょうか。

結婚はしたいのか、子供は産みたいのか、その両方共どっちでも良いのか。その両方共せずに仕事に打ち込みたいのか。

まあ、結婚は幾つになってもできますから問題無いかもしれないですけど、出産はいつでも好きな時にというわけにはいきません。先日、野田聖子さんが50歳で他人の卵子と夫の精子体外受精させたもので、出産しました。50歳でも産めると言えば産めます。自分の卵子ではなかなか難しいでしょうけど。

まあ、これは特殊な例としても40代で出産する女性は少なくありません。前にも書きましたが、私の友人が46歳で自然妊娠の上、出産しました。

そうなると、出産は40代でもいいや、という考えに至ってもおかしくありません。しかし、妊娠はなかなか思い通りにいかないものです。体は30代で衰えてきますし。33歳くらいから卵子が妊娠しやすくなる確率が下がるそうです。

仮に35歳で産もうと思ってすぐに妊娠に至れなければ、どんどん下降線をたどる中、不妊治療を始めることになります。不妊治療は体にとっても辛いそうです(私は経験無いので)

それでも無事妊娠・出産に至れればよいですけど、至れなければいずれ肉体上のタイムリミットが来てしまいます。

だから、いわゆるマル高と呼ばれる年齢になってから妊娠を試みるというのは、スタートとしては遅いのではないでしょうか。妊娠しないならしなくても良いと思っているならまだしも、子供が欲しいと思って始めると、妊娠できない苦しい時期を過ごし、そしていつか諦めるという、辛い決断をしなければならなくなるかもしれません。

また、無事出産すればよいだけではありません。子供は育て上げなければならないのです。子供が20歳の時、自分や夫は何歳であるかをよく考えておく必要もあります。

そしてまた育児には体力が必要です。私自身は、30歳になる直前に双子を出産しました。子供が4歳位まではクタクタでヘロヘロでした。夫は「寿命が縮まった」と言っています。高齢出産の場合、二卵性の双子を妊娠する確率が上がります。そして双子の妊娠は高リスクです。体力の無い方にはとても高齢出産はお勧めできません。

遅い結婚→しばらく仕事に集中→妊娠を試みる→不妊がわかる→治療
→断念

妊娠を試みるのが遅いと妊娠確率が下がり、こういうことになってしまう可能性があるということを、若い方々は深く認識していただきたいと思います。また、一人目は産めても二人目不妊というのも少なくありません。一人目が遅いと二人目が難しくなります。

一人でいいや、と思っていても産んでみると二人目が欲しくなることがあります。でも体力的に諦めた、という方もいました。

私が今回これを書いたのは、タイムリミットが近づいてきて慌てて結婚・妊娠を考え、結局うまくいかずに後悔する人が少なくないことにあります。仕事をしている場合、30代は中間管理職になったりで、やり遂げたい仕事が出てくる時期でもあります。それこそ、仕事を取るのか出産を取るのか、ということにもなってしまいます。


私は40歳過ぎから、色々な病気が勃発しはじめ、自分の体の衰えを否応無く実感しています。40歳を過ぎてからは友達と会うと、互いに病気自慢です。医療技術が進歩して高齢でも妊娠できるようなっても、体が衰えることは防げません。

こういうことを言うと、満足している高齢結婚・高齢出産の方にそんなことはない大丈夫だと言われてしまいそうです。しかしこれは、遅くに妊娠を試みて、駄目なら駄目でもしょうがない、と思っている人に言っているのではありません。あくまで、出産できなければ後悔してしまう人に向かって言っているのです。

また、他人の結婚・出産に口を出すな、ということを言う方もいるでしょうが、最近は親もあまり急き立てなくなっています。誰も口を出さなければ焦りも無いため、どんどん遅くなるのが人というものでしょう。私はお節介おばさんをする年になったと思っています。だから、結婚・出産はのんびりしていないで、第一子の出産はできれば20代を目標にしてほしい、と声を大にしてい言いたいのです。

但し、焦って結婚して失敗しても私のせいにしないで下さいね(^^)。