離婚同居

昨日から始まった、このタイトルのドラマ。離婚をした夫婦がその後も同居するというお話ですが、自分のことは自分でして、自分のお金は自分が出す、というルールはいいのですが、子どもに関する費用は決めていなかったのが気になりました（職業病。笑）。

さて、実際に離婚届を出した後も同居するという夫婦はいます。これには２種類あります。

１．いわゆる「ペーパー離婚」。これは、夫婦別姓にしたい夫婦が離婚届を出して、法律上は離婚して、事実婚に移るというものです。紙の上でだけ離婚という意味で、夫婦としての実態は変わりません。

２．このドラマと同じで、夫婦としての関係は終わりにする。なぜ、同居するかと言いますと、このドラマと同じように経済状況的に別居が難しいから（住宅ローンがものすごく残っていて家が売れなかったり）、とか、子どもとは２人とも離れたくないから、とかです。一緒に住めるなら離婚すること無いじゃないかと思うかもしれませんが、夫婦としての義務が無くなるので、精神的に楽になれるということがあるようです。相手に束縛されませんし、外に彼や彼女を作っても構わないわけですから。

確かに、いやいや夫婦でいる家庭内別居よりは赤の他人とルームシェアしていると思える、離婚同居は悪くないかもしれません。ただ、うまく回すためにはお金や将来のことを含め、細かくルールを決めて契約書なりを作るべきだと思います。