日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

人格者はいるのか

私が「尊敬する人はいるのか?」と聞かれたとしたら、その答えは「ある分野で尊敬する人はいる。」と答えることになると思います。
ある分野ですごく優れて尊敬できる人はいます。しかし、その人が全部尊敬できる人かと言えば、それはわかりません。

今までも相談を受けた中に結構ご高名な方に関する相談もありました。ある分野で有名だったり、有能である方の裏の面の相談です。

有名な方に限らなくても、仕事は有能だけど女遊びは派手(肉食系だから?)という例は多々ありました。外面は良くて、外ではいい旦那さんと言われている人が、家では暴力男だったりすることも少なくありません。


世の中に本当の人格者はいるのだろうか、というのが最近の大きな疑問です。私自身はそういう人には出会ったことが無いので。という、話を夫にしたところ、「私も違うってことね。」と言われてしまいましたが(苦笑)。

私のかつての知り合いの中に素晴らしい人がいました。頭脳は明晰なのにそれをひけらかすことも無く、努力も惜しまない。物静かだが、はっきりと言うべき意見は言う。レギュラーにはなれず試合に出られなくても、スポーツに真摯に打ち込む。高い志と信念を持ち、信念通りの仕事に就きました。でも、惜しむらくは面白みや親しみに欠ける人だったのです。人格者かもしれないけど、どこか近寄りがたい感じ。それはそれで大いなる欠点だったと思います。

やっぱり完璧な人格者はいないものでしょうかね。