日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

中年以降の不倫

前回、ちらっと赤羽夫妻のことを引き合いに出しましたけど、こういうご夫婦以外にも農業であるとか自営業の夫婦というのは、一日中一緒で向かう方向が基本的に一緒ですよね。そう言えば、今までメール相談であっても農家のご夫婦の相談は無かったような気がします。農家は夫婦で力を合わせなければ成り立たないでしょうし。

私も実家が自営業だったので、両親は一日中家にいますし、母は人手が足りない時以外は、仕事に直接関わることはあまりありませんでしたけど、大事な客をもてなして、有利な条件を相手から引き出す一助を担い、夫婦で仕事の話をよくしていました。


さて、そうではないサラリーマン家庭はどうでしょう。子はかすがいなので、子供は夫婦関係の重要なキーパーソンです。夫婦関係が多少ぎくしゃくしていても、子供が生まれれば何とかなるのでは、という考えで子供を持つ方も少なくないです。確かに子供が生まれて、親としての責任を背負うことにより、親も成長し、夫婦関係が改善されることもあります。

家族で旅行に行ったり、遊園地や動物園に行ったり、子供がスポーツを始めればみんなで応援に行ったり。入園式・入学式、運動会、参観日、卒業式と夫婦で参加する行事もたくさんあります。

しかし、子供も中学生となれば、部活で旅行のスケジュールも立てづらくなり、子供は思春期で親、特に父親とは口を利かなくなったり、母親に間を取ってもらって話をする始末。子供が女の子ばかりだったりすると、母親と娘たちだけで話が盛り上がり、父親は蚊帳の外。

夫はその頃になると、職場では中間管理職。ストレスも多くなるが、家が憩いの場でもなく。子供にも慕われず、仕事の話は家でしても仕方がない雰囲気。子供以外に接点が無い夫婦の間には秋風が吹くようになります。そうなると、自分は何のために働いているのだろうという空しさにおそわれたり。

そんな時にその空しさを埋めてくれる女性が現れて、いい仲に。
こういう不倫は妻が専業主婦や低収入の場合、やめないことが多いです。「どうせ、妻は離婚するわけがない。」と思っていますから。
自分が金を稼いでいるのに、好きなことして何が悪いという開き直りも出てしまいますし。

妻はそれでもこの夫と添い遂げたいのなら、かなりの根気が必要になります。
相手と別れさせるための根気、夫との間を修復するための根気。


しかしやはり、そうなる前に子供が小さい内から子ども頼みでない関係を作らないと。趣味が合えばそれはそれで良いですし、合わなくても子供抜きの将来設計を語り合うとか。いずれ子供は巣立ってしまうことをどうぞお忘れなく。