権利の濫用

社会的傾向として、今の人は「自分の権利」をやたらと主張してくるというのがあります。
我が家の近所にも他人の権利を侵害していることを棚に上げて、自分の権利をやたらと主張してくる困った一家がいます。（ex.自分の家は違法建築なのに、お宅の家は違法建築だといちゃもんをつけるとか）。

さて、最近のびっくり権利主張は「愛人の権利は法律では守られないのですか？」というものでした。
突然のことに弱い私は一言冷ややかに「守られません。」と答えただけですが、相手は過剰反応で切れまくっていました。

だって妻（や夫）の権利を侵害している、愛人（男の人は愛人とは言わないですね）の権利を擁護したら、どうなることでしょう。
そういうことを堂々と言われて、こっちが驚いてしまいました。

どうして、こういう質問をしてくるような人が私の前に現れたかを考えたのですが、実は最近、あるお客さんが携帯電話用の簡単なサイトを作ってくださったのです。
話から、私の立場をあまりに知らなさすぎるようなので、どうも、そこだけを見て連絡してきた人だったと思われます。

もう少し様子を見て、今までに無い困ったお客さんが来るようだと、携帯サイトも少し考えた方が良いように思えてきました。あれは入口としての案内サイトとして作ったので、このブログや普通の事務所のＨＰを見ていただかないと、トンデモなお客さんが現れてくる可能性が大きそうです。