日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

他人の子

昨日のニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000120-mai-soci

は、私には結構衝撃的でした。友人の卵子(もう一人は姉)と夫の精子体外受精し、その受精卵を自分に戻して出産したという話です。これは自分で出産しているので、いわゆる代理母とは違います。

自分では産むが、遺伝的には自分の子ではなく、それも「友人」の子。


自分の子ではなくても、自分の子として育てることはありますよね。養子縁組。特に特別養子縁組は本当の親との親子関係も切りますし。

それ以外にも、例えば妻が浮気して、夫以外の男性の子を産む場合。夫はその事実を全く知らずに自分の子として育てていることもあるでしょう。


だから私は、生物的親子関係にはこだわりません。でも何かすごく不快な違和感があるのです。友人という微妙な位置に遺伝上の親がいるということに対してなのかもしれません。卵子を貰うならまだ代理母の方がマシとも思えます。本人に産んでもらった方が。

遺伝上のつながりがない子(そしてその子はあの友人の子)を自分の子として産むという行為自体があまりに不可思議なことであり、それを想像すると自分には絶対できないことであるということが不快な違和感に繋がっているのかな、と思います。