日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

性教育はしっかりやってもらわねば

赤ちゃんポストができた後も、10代の高校生とかが子どもを産んで殺してしまう事件が何度かありました。相手の男はどうした?彼女だけが逮捕されるというのは切ないです。国内に熊本だけでは、ほんの一部の赤ちゃんしか救えないでしょうね。

昨日、テレビでアメリカ版赤ちゃんポストについてやっていました。殺された赤ちゃんを多数見てきた一人の警察の医務官の努力により、多数の受け入れ箇所ができたようです。法律も作られました。アメリカは日本と違って養子を育てることに抵抗感が低いから、家庭で温かく育てられる可能性も高いですし、そのことが制度の広がりを後押ししているとは思います。もちろん、宗教観の違いもあるでしょうけど。


今、朝日新聞で「子どもの性に向き合う」というシリーズをやっています。うちの息子達も中2ですから他人事ではありません。息子たちが通っていた私立小学校では小5の時に、おしべやめしべの話ではない性教育が行われました。私も授業を見学し、子どもたちが何を知っているかはわかっています。聞いていた子どもたちが「えーー」と大きな声をあげるほど具体的な話でした。先生は「愛」を強調されて、みんなちょっと納得した感じはありましたが。その小学校に続いている中学校に進めば避妊の授業もあるのですが、違う中学に進んでしまったので、この先はわかりません。

性教育は学校でしっかりやるべきです。性教育を親がするのは生々しすぎます。そして「寝ている子を起こすな。」という考えは間違いです。年頃になれば誰も寝ているわけがありません。妊娠は簡単ということ、そして妊娠してしまったら生んでも生まなくても大変なことをどうしてきっちり教えないのでしょうか。

今回、その朝日新聞のシリーズで、性交後に緊急避妊という方法があることを私も初めて知りました。25%は避妊に失敗するそうですけど、何もしないよりは妊娠を避けられる可能性が高いです。

詳細は日本家族計画協会http://www.jfpa.or.jp/に載っています。

こういうことも含めて、不幸な妊娠を避けるための情報を、起きつつある子どもたちに知らせたいし、知らせてほしいと強く思います。中絶や養育費についての相談が来るのは私もやるせないですから。