日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

家庭科と事実婚と

昨日、何気なく、息子たちが昨年、年配の家庭科の先生の悪口をよく言っていたことを思い出し、今年も同じ先生なのかと聞いたところ、今年は30くらいの独身の先生だと言い、今は暮らしについてやっていると話し出した。
 私「暮らしって何やるの?」
 子「結婚の形とか。事実婚とか。うちって事実婚?」
 私「そうだよ〜〜。」
爆笑してしまいましたね。そう言えばそんなこと説明したことなかったしなー。(世の中の夫婦は殆ど同じ名字だ、と説明したことはあったが)

 私「そんなこと、教科書に載ってる?」
 子「載っていない。」

確か、夫婦別姓とか事実婚教科書検定でけちがついて、削除になったはず。息子の中学は公立ではないので、縛りもきつくないから、先生の考えで授業の中に入れたのでしょう。ちょっと嬉しいことです。

 私「他の結婚の形ってまさか同性婚とか?」という質問には
 子「近親婚とか」(もちろん、近親婚が駄目な話)

さすがに、同性婚はやらないですよね、中2に。

そうだ、古い世代の方のために念のために書いておきますけど、技術・家庭科は1993年から中学で、1994年から高校で男女共修になっています。ついでに若い世代の方のために書いておきますけど、それ以前は中学は男子が技術で女子が家庭、高校は女子だけ家庭があり、男子は体育をやっていました。男女共修になって、夫も妻を手伝うのではなく、主体的に家事や育児をやる人が増えている、と何ヶ月か前のアエラの記事にありました。男女共修になって私は心底嬉しいです。


事実婚の人は、少しずつであっても増えています。私のところにもそういう方から仕事の依頼が来ます。事実婚の方に法律上の離婚はありませんけれど、破綻すれば内縁関係解消ですから、当然、共有財産を分けたり、ことによっては慰謝料を払ったり、子どもがいれば養育費の支払などの取り決めをしなければなりません。

また、事実婚も一つの契約関係と考えれば、最初の段階で約束事を書面化しておいた方が良いと思います。(一応、私も事実婚を始める時、契約書を夫と交わしました。)金銭面とかの財産についてはある程度はっきりさせた方が、後々のことを考えると安心です。