メディエーション

カウンセリングとはまた違うものですが、昨日から明日にかけて、メディエーションというものの研修会に参加しています。争いのある人の間に入り、争いの解決を目指すために双方の話し合いをコントロールしていくメディエーターをやるための練習をしたりしているのですが、これがまた大変難しい。

互いに不信感を持ってしまうと、相手の話に耳を貸す余裕は無いわけで、その不信感を取り除くだけではなく、解決に向けての歩み寄りを双方がするように仕向けることで、双方満足のいく解決に至らせるわけです。

メディエーターはあくまで中立で、どちらかに肩入れすることなく進行させなければならないし、自分で積極的に提案もしない。だけど解決に至るように導かなければならない。これは、そう簡単にはできるものではない、と思いました。

研修会の参加者は法律関係だけではなく、医療関係他色々な職業の方がいましたが、皆さんの積極的な姿勢には何だか感心してしまう一方で、自分はメディエーターには向かないような気がしてしまいました。（諦めが早いかな？）

元々、複数の人を同時に相手するのは苦手（例えば教師なんかは本当に向かない）だし、示談書の作成などでも間に挟まれるとなかなか辛い、と思いがちなので、片方の立場の方から相談を受けることに関しては困惑することはあまり無いのですが、違う立場の双方の話を聞くと、どちらの立場も尊重するあまり困惑してしまいそうですし、自分には向いていないかな、と思ってしまうのでした。

でも、まあもう少しやってみる価値はあると思うので、明日も楽しみです。