日々の色々-from 2004-

2004年からはてなダイアリーでブログを書いてきました。2018年11月はてなブログに引越し。タイトルも変えました。尚、行政書士は2020年3月末にやめています。

カウンセリング講座での不思議体験

研修ではロールプレイをやって、自分がカウンセラーになったり、クライアントになったりするのですが、擬似家族で会話をするというのもやりました。

5人家族で役柄だけ決まっていて、それぞれの役柄は内緒で、適当に話をするというもの。他の皆さんの、なりきり度には感心しつつ、私は祖母(姑)役をやったのですが、そのおばあちゃんは、まあ幸せで、趣味を楽しみつつ、嫁とはうまくいかないものだと割り切りつつ、孫は純粋に可愛いものだと思っているという役柄でした。

役をやっていると、不思議とその人の気持ちになってくるのですよね。もう、私の祖母は亡くなりましたが、祖母の気持ちなど今までは及びもつかなかったのですが、何となくわかったのは次のことでした。

1.余命長くないのだから、家のことより自分の楽しみ優先。
2.息子はとにかく大事。
3.孫は味方をすれば自分に懐くから、とにかく肩を持つ。責任が無いから気楽。
4.家のことはもう息子夫婦に任せたから、面倒なことは自分にはあまり関係ない。

もちろん、みんなそういうわけではないのでしょうけど、息子が大事というのと、責任が無いというのはあると思います。そうなると、好き勝手なことが言える。つまり、お嫁さんはいちいち姑の言うことを気にすることはないということですよね。

でも、一方で、家のことを息子夫婦に任せられないおばあちゃんは、嫁と争うことになってしまうわけです。


自分の母と姑である祖母との確執を見てきた私としては、なかなかの大発見で、なり切る不思議さを体験しました。

翻って、自分は離婚をしたことも不倫をしたこともされたことも(わからないですけど)無く、相談を受けているわけですけど、なりきればかなり実感が湧くのではないかと思ったのでした。

今度誰かになりきって相談してみます。